COLUMN ワインを楽しむコツ
この夏は柑橘マジックでワインを楽しもう♪

レモン、ライム、オレンジ、グレープフルーツといった陽気な香りの柑橘系フルーツは、ワインと相性バツグン。「でも、どうやって合わせたらいいの?」と思っているみなさんに、ホムパや夏のイベントにピッタリの柑橘類を使ったワインを楽しむコツをご紹介します。数ある食材の中でも、大人女子の大好きなフルーツとワインのマリアージュを知っていると、ちょっとおしゃれ♪ この夏は、"柑橘マジック"でワインライフをもっと楽しんでみませんか?
柑橘Magic1 ワインの中に柑橘系のアロマを見つけよう!

もともとブドウからつくられているワインですが、品種、土壌、醸造方法によって、さまざまなアロマを感じることができます。特に夏にキリっと冷やして飲みたくなる白ワインには、みずみずしく爽やかな柑橘系フルーツのアロマがたっぷり! 自分の好きな柑橘系の香りからワインの品種を選んでみるのも、ワインの楽しみ方のひとつです。
- ソーヴィニヨン・ブラン → グレープフルーツ、ライムなど
- 甲州 → グレープフルーツ、カボス、スダチなど
- ピノ・グリージョ → グレープフルーツ、洋ナシなど
- シャルドネ(シャブリなど冷涼産地の場合) → グレープフルーツ、レモンなど
※あくまで一例です
柑橘Magic2 柑橘を添えて、絞って、ワインを美味しくするおつまみに♪

白ワインには柑橘系の香りと酸味を感じるものが多く、柑橘系の味わいを添えた料理との相性はピッタリ。たとえば、焼き魚や揚げ物など「レモンやスダチを絞りたくなる料理」を選べば、自然とワインの味わいとなじんで、ワインをより喉ごしよく、美味しくしてくれるんです。また、ワインの酸味が強いかな? と感じたとき、調味料の代わりにレモンなどを絞るのも◎ 少しの酸味でワインと料理の距離がグッと近くなります。
ワインに合う、お手軽柑橘はコチラ!
レモン
酸味が強く、料理や調味料、風味付けに使うケースが多い。料理に酸味のアクセントを加えるときの代表選手。サラダ、マリネ、天ぷら、揚げ物に。
ライム
ほのかな塩味を感じる透き通った香りは、清涼感バツグン。タイ料理、ベトナム料理など、ライムを加えるだけで、大人っぽいアジアンテイストに。
グレープフルーツ
爽やかな酸味とほのかな苦みが特徴。野菜料理、魚介料理と相性バツグン! ピンクグレープフルーツは白グレープフルーツより甘さが増し、生ハムなどの肉系シャルキュトリやチーズに添えてもGood!!
オレンジ
柑橘の中では酸味がマイルドで、香り高くジューシー&濃密な甘さが特徴。調味料の役割のほかに具材として使うことも。加熱すると酸味が丸く、甘みが濃縮され、ソースなどにも応用できる。
スダチ
日本を代表する和柑橘の一種。すがすがしい香りとさっぱりとした酸味が特徴。秋刀魚などの焼き魚はもちろん、刺身、天ぷら、鍋料理まで幅広く利用できる。輪切りにしてサラダ、すだちそばなど、見た目に涼し気な料理の具材としても重宝するアイテム。
柑橘Magic3 ワインに合う! 万能柑橘ソース
フルーツを料理に使うと、ワインのある食卓の楽しみがグンと広がります。王道の「生ハム×メロン」だけじゃない、野菜のグリル、蒸し物、海老やイカなど魚介のソテーや揚げ物、肉系のソテーやハンバーグ、チーズにのせても美味しい、ワインに合う魔法のソースをご紹介♪

材料
- オレンジ(果肉を取る):1個
- オレンジジュース:60ml
- バター:20g
- 醤油:小さじ1
- 粒マスタード:小さじ1
作り方
オレンジジュースを煮詰め(半量になる位)、バターを加え溶かし、粗切りにしたオレンジ果肉と醤油、粒マスタードを混ぜ合わせる。
ワインをもっと気軽に楽しむためにも、ワインの美味しさを引き立てる食材をたくさん知っておきたいもの。蒸し暑い日本の夏は、さっぱりした柑橘系フルーツ&キンキンに冷えた白ワインで決まり! ですね。爽やかな香りとビタミンカラーに包まれて、ホムパも盛り上がること間違いなし。みなさんもためしてみてはいかがでしょうか。

