COLUMN ワインを楽しむコツ
飲んだワインをメモしてみよう!

SNSやブログなどで、自分のライフスタイルを記録したり発信したりしている方も多いのでは? 今回は、『少しずつワインを飲む機会が増えてきた』という方や、『ワインが身近になってきたなぁ』といった方におすすめの、飲んだワインの"メモのコツ"をご紹介。楽しかった食事の思い出を記録に残しつつ、情報発信の中身もパワーアップ! なにより、ワインを飲むことが今よりもっと楽しくなること間違いなしです♪
メモに便利なアイテムは?
飲んだワインのメモは、手持ちのノートやスケジュール帳の空欄、携帯のメモ機能など、身近なものを使ってすぐにでも始められますが、一般的に"テイスティングノート"と呼ばれる専用のノートを使えば、もっと手軽にメモすることができます。
この"テイスティングノート"はワイン雑誌の出版社や、"モレスキン"や"クオバディス"などの人気手帳ブランドからも発売され、インターネット上のオンラインショップやステーショナリーを扱うショップ、大手有名書店などで購入することができます。
ノートによっては、ワインの色や香り、味わいの印象など選択肢がズラリと印刷されているので、『何を書いたらいいのかわからない』といった心配は無用です! たとえば、香りについては"レモン"や"バラ"、"ハチミツ"、なかには"ブラックペッパー"や"チョコレート"などといった、親しみやすい言葉が並んでいて、ワインの豊かな表現方法を楽しみながら学ぶこともできます。
自分仕様にカスタマイズしたい! という方には、ラベル(エチケット)を貼ったり、イラストを描いたりできるフリースペースの多いタイプがおすすめです。自分の好みに合ったノートを選んでみてくださいね!
まずは基本情報をメモ!
ワイン名、色、国(産地)をメモしましょう。ブドウ品種もわかるようなら書いておくのがおすすめです。
基本情報は、裏ラベルにカタカナで書いていることもあるのでチェックしてみてくださいね。
感じたままにメモ!

グラスに注ぎ、外観 → 香り → 味わいの順で感じたことをメモしていきましょう。
ワインの感じ方は人それぞれ。自分が感じた印象のままに、1、2フレーズ程度で十分! あまり深く考えず書くのがポイントです。とはいえ、『どんなことを書けばいいのかわからない・・・』という方には、テイスティングノートに書いてある選択肢から、ピンときたものにチェックする方法がおすすめ。
このとき「どこで、誰と一緒だったか」や「どんな料理を食べた」などワイン以外のメモをしておくと、後で読み返したときに楽しかった思い出がよみがえってきて、2度おいしい(?)気分が味わえるかも。
自分の好みを知ると、ワインの楽しさがぐっと広がります♪

飲んだワインをメモしていくうちに、「ラズベリーの香りがするワインが好きみたい♪」とか、反対に「こんな香りが好きじゃないかも!?」など、今まで気づかなかった自分の好みが自然とわかるようになり、ワインの楽しさがぐっと広がります!
ともあれ、ワインはメモするのではなく味わうためにあります。メモはほどほどに、ワインを通じておしゃべりやお料理を楽しむ時間を大切にしてくださいね♪
