COLUMN ワインを楽しむコツ
ワインライフを友達にシェア! デジカメやスマホで料理とワインを撮ってみよう♪

おいしいワインを飲んだとき、ワインにぴったりの料理ができたとき、SNSに写真を投稿して友達に伝えたいな、と思うことってありますよね。
けれど、一目で「おいしそう!」と思える写真を撮るのは、難しいと感じる人も多いのでは?
そこで、写真家・料理家であり、大のワイン好きの長尾明子先生に、料理やワインをデジカメやスマホでうまく撮るコツを教えていただきました!ちょっとしたコツで、友達の"いいね!"もぐっと増えるかも!
弊社から長尾明子先生に依頼をし、いただいたコメントを編集して掲載しています。
ワインをオシャレに撮るのは難しい!?

長尾先生、今日はよろしくお願いします! メルコはSNSで料理とワインの写真をアップしているのですが、オシャレに撮るのはなかなか難しいですね。

いいえ、そんなことはないですよ! ワインってグラスやボトルがあるだけでおしゃれなイメージがあるし、ラベルもかわいいものが多いから、写真を撮るのにぴったりだと思います。チーズやパン、オリーブやドライフルーツなど、ワインのまわりに添える料理やおつまみなどがあるだけで雰囲気が出て、素敵に見せやすい要素が多いと思いますよ!

確かにそうですね! では、具体的にはどうしたらいいのか、教えてください。
ワインと料理を一緒に撮る場合は?

料理だけならまだうまく撮れても、ワインを添えて一緒に撮ろうとすると、途端にどちらもよく見えなくなってしまうんです。



料理とワインを一緒に撮ることが難しいのは、背の高いワイングラスやボトルと、平らなお皿に載った料理の高さに違いがあるから。それを解決するには、料理の盛り付けをアレンジしたりグラス選びを工夫すれば大丈夫です!

なるほど! 具体的にはどうすればいいんでしょう?

盛り付けを工夫して料理に少し高さを出し、ワイン(グラス)との高さを近づけることです。少し低めのアングルから撮ると、さらに料理が高く見えてGOOD!!
ワインの横のスペースが空いてしまって気になる場合は、お花やパン、椅子の背などを入れると、雰囲気もぐっとよくなって、一石二鳥です。

確かに、ワインと料理の距離が近いと、どちらもおいしそうに見えますね!


料理で高さを出せない場合は、脚のないグラスや脚の低いグラスをチョイスしましょう!! 脚のないグラスだと、全体的に親しみやすくキュートな印象になりますよ♪

ワイングラスが家になくても、素敵な写真は撮れるんですね!
背景が明るいと、ワインの色がきれいに見える

グラスに入ったワインを撮るときに、気をつけることはありますか?

ワインの色をきれいに見せたいので、背景はなるべく明るめの色のほうがいいですね。白っぽいカーテン・壁の前や明るい色のクロスを敷いたりして、華やかなワインの色を目立たせるように撮影しましょう!!

やっぱり明るい場所で撮ったほうがいいんですか?


明るさというよりは、光の向きですね。グラスの後ろから光が当たっていると、ワインの色がより透き通ってきれいに見えます。窓際のレースのカーテンの前がオススメ! 少し上級テクですが、夜ならロウソクや卓上ライトで後ろから照らしてもきれいに撮れますよ。
小物使いでおしゃれに見せる

ワインだけを撮ると、なんか物足りないような。ワインを楽しんでる! っていう雰囲気を出すには、どうしたらいいですか?


お料理はもちろんの事、ワインだけを飲んで楽しんでいるようなときには、まわりの小物も一緒に写してみてはどうでしょう? 例えば、チーズやナッツなどのおつまみを素敵なお皿に盛り付けて一緒に撮るとか、そのとき読んでいる本を後ろに入れてみるとか。ワインと一緒に楽しんでいる雰囲気も撮ってしまえばOK!! お花を生けて、一緒に写すのもいいですね。
ワインライフをSNSでシェアするときのワンポイント!!

ちょっとしたコツで、ワインを素敵に撮れることがわかりました。
最後に、ワインライフをSNSでシェアするときのアドバイスをお願いします。

ワインライフをシェアするなら、ただワインだけを撮るのではなく、一緒に飲んでいる人や物の気配も写すといいと思います。例えば、ワインの後ろにちょっと花を置くだけで、素敵な空間になりますよね。これだけで、写真が魅力的になるだけでなく、ワインを楽しむ空間自体も華やかになるはずです。
大切なのは、ワインをおいしくいただこうと思う気持ち。ワインの写真を撮ること自体も楽しんで、さらに自分が楽しんでいる雰囲気まで伝えられるといいですね!!

なるほど、ワインだけでなく、まわりの雰囲気も一緒に写すことが大切なんですね!
今日はありがとうございました!
