COLUMN ワインを楽しむコツ
みんなの喜ぶ顔が楽しみ! ワインのおもたせ術

家族や友達で集まる機会が増える、夏休み。食事会やホームパーティの場が一気に盛り上がり、みんなが笑顔になるような「おもたせワイン」の秘訣をご紹介します!
おもたせワインは「テーマ」を決めて選びましょう♪
ひとくちに「おもたせワイン」といっても、産地もブドウの品種も多種多様なワインの中から最適な1本を選ぶのは至難のワザ。知名度や値段だけでなく、ちょっと目先を変えた選び方もしてみたい・・・。そんな時におすすめなのが、自分で「今日のおもたせのテーマ」を決めて、それに沿ったワインを選ぶ方法です。
ここで例として、2つの選び方をご紹介しちゃいます♪
その1 ~"日本再発見!"をテーマに「日本のワイン」を!~
たとえばお盆などの帰省時には、"日本再発見!"をテーマに「日本のワイン」を。有名な山梨や長野だけでなく、山形、北海道など、日本のワイン産地はたくさんあります。最近では、国際ワインコンクールで受賞するなど品質の高いワインが増え、国際的な評価も高まっています。和食に合うものも多いので、久しぶりのお母さんの手料理にもぴったりですね。
その2 ~"ヴァカンス気分"をテーマに夏に行きたい国のワインを!~
花火大会をはじめ、夏真っ盛りのホームパーティには、"ヴァカンス気分"をテーマにワイン選びを。南仏やスペイン、イタリアなど、リゾート感いっぱいの産地のワインを選べば、気分は夏休み! パーティのホストが好きな国や、旅行で最近行った国などのワインを選ぶのもオススメです。
集まる人の顔ぶれやシチュエーション、招いてくれた人のことなどを考えながらテーマを決めることで贈る側の気持ちも伝わりますし、そのパーティに遊び心を加えることができます。渡すときはぜひ、「こんなテーマで選びました!」とひと言添えてくださいね♪
渡し方にもひと工夫 心に残る「おもたせのコツ!」

ワインが決まったら、さらに渡し方の演出でインパクトをアップしちゃいましょう♪ たくさんの人が集まるホームパーティでも、ひときわ印象に残る「おもたせワイン」になりますよ。
ワインバッグ
まずはワインを入れるバッグ。お店の紙袋から何度も使えるおしゃれな専用バッグに入れ替えるだけで、インパクト大。クッション性があるものは持ち運びにも便利です。保冷機能のあるものも販売されているので、冷やした白ワインを飲み頃の状態で届けることができます。ワインだけ渡して、バッグは持って帰りたくなるところをグッと我慢して、バッグごとプレゼントしちゃいましょう!
風呂敷
エコブームを反映して、最近注目を集めている風呂敷で包み、風呂敷ごとプレゼントするのもおすすめ。外国の方にも喜ばれること間違いないです。エコだけでなく和の心も感じられ、持ち運ぶ姿もおしゃれ。包み方は意外とカンタンです。
ワインの包み方

- 2本のボトルの底を向かい合わせにし、4~5cm離して風呂敷の上に置きます。
- Cの角を持ち上げてボトルにかぶせます。
- そのままAの角に向けてボトルを転がしながら巻き上げ、両側からボトルを立ち上がらせます。
- 両端をつまんで固結びすればできあがり!
メッセージカード
大勢が集まるホームパーティでは、招く側も誰が何を持ち寄ったかがわからなくなってしまうもの。そんな時は、ワインの銘柄と説明、日付け、自分の名前を記入したカードを添えてプレゼント。当日開ける場合も、後日飲んでいただく際にも、贈ったワインがどんなものなのかがわかり、あなたの心遣いがキラリと光ります。
マグナムサイズ
ちょっと奮発してマグナムサイズを選ぶのもインパクト大! 通常のワインの約2倍(1,500ml)のボトルが登場すれば、パーティのボルテージは一気にアップ。開ける時にもさらに盛り上がります。もちろん価格もそれなりに張りますが、2~3人で1本分の予算を持ち寄れば十分OKなものも販売されています。ただし、重さがあるので手持ちは大変。事前に配送の手配をしておきましょう。
『おもたせについて考える』=『相手を喜ばせるためのサプライズ計画を立てる』ようなもの。あれこれ考えているうちに、気づいたら当日! なんてことにならないように、準備は早め早めに、ぬかりなくしておきましょう♪
