COLUMN ワインを楽しむコツ
ワインがすすむ! 驚きの居酒屋マリアージュ!!

ワインを飲むお店といえば、いつものビストロやバルを思い浮かべる人も多いでしょう。でも、実は居酒屋もワインと相性バツグン。お刺身にだって合っちゃうワインの選び方があるんです。そこで今回は、忘年会&新年会にも使える「居酒屋でワインを楽しむコツ」をご紹介。次は必ずワインを頼みたくなる&ワイン好きを笑顔にさせる情報が満載です!
今、居酒屋がアツイ!!
今、居酒屋がブームです。お酒に合うおいしいものが集まっているのに、お財布にやさしく、大勢の飲み会や合コンにも使えるところが◎! さらに肩肘張らない雰囲気でリラックスできるから、お仕事や人間関係のストレスからも解放されて一気にオフモードに!
テレビでも、芸能人が大衆的な居酒屋でお酒を飲みながら本音トークを繰り広げたり、一般のお客さんとゆる~く盛り上がったり、大人ならではのお酒の楽しみ方を紹介する番組が人気ですよね。
居酒屋でワインを注文しない理由は?

ところが、普段はワイン中心でも、「居酒屋メニューと合わない気がする」という理由でワインを頼まない人は案外多いもの。
でも、せっかくのオフタイムに好きなワインを飲まないなんてもったいない! たとえば、一見ちぐはぐな組み合わせに思える焼き鳥&ワインも、焼き鳥=グリルチキンであることを考えれば、ワインと合わないわけがありません!
ワインアカデミーおすすめ"居酒屋の定番メニュー"とワインの合わせ方
居酒屋メニューは味付けのバリエーションが豊富なため、料理ごとにワインをマッチングさせるのはけっこう大変。そこで、料理のタイプ別にカバーできるワインの種類をワインアカデミー流にセレクトしてみました。
「これを頼んでおけば間違いなし!」というワインをご紹介します。
枝豆、冷奴、タコのわさび和え、サラダなど「とりあえず」の定番

スパークリングワイン、軽めの白ワインがおすすめ
ポテトサラダ

軽めの白ワインからコクのある白ワイン、ロゼワインまで幅広く合います
焼き鳥

タレなら赤ワイン、塩なら白ワインがぴったり。塩の焼き鳥はレモンをサッと搾っても◎
お刺身

お刺身の色に合わせて、青魚や白身魚ならスパークリングワインや軽めの白ワイン、マグロや赤身の魚ならロゼや軽めの赤ワインがおすすめ
焼き物

ホッケの開き、ししゃも、手羽先の塩焼きはすっきり爽やかな白ワインやロゼワインがおすすめ。ゲソ焼き、ブリカマといった焼き物なら、コクのある白ワイン、ロゼワイン、赤ワインなど幅広く合います
煮物

肉じゃが、肉豆腐、ふろふき大根などお袋の味なら、やや甘めの赤ワインがおすすめ
ソース料理

お好み焼き、焼きそばといったソース系の料理には果実味のある赤ワインがぴったり
揚げ物

鶏の唐揚げ、タコの唐揚げ、ゴボウの唐揚げ、ポテトフライ、チーズフライ、串揚げといった揚げ物なら、スパークリングワイン、白ワイン、ロゼワイン、赤ワインまで種類を問わずお好みで楽しめます。アツアツの揚げ物には氷を入れたロックワインもおすすめ
漬物

スパークリングワイン、軽めの白ワインがおすすめ。漬物の酸味がワインの味わいをつなぎ、爽やかなマリアージュが楽しめます
居酒屋&ワインをとことん楽しむ3つのポイント
最近はワインのラインナップも増え、ワインに詳しいスタッフがいるなど、居酒屋のイメージもどんどん新しくなっています。また、居酒屋だからこその楽しみ方も。次の3つのポイントを試してみて!
ポイント1 店内&メニューをチェック!

黒板や壁にはお店を楽しむ情報が満載。日替わりで本日おすすめのグラスワインやグラススパークリングワインがお手頃価格で提供されているかも!
また、お店によって、料理とワインの相性がメニューでわかるようになっている居酒屋も増えています。必ずチェックを!
ポイント2 お店のスタッフに聞いてみよう!
お店のワインと料理を一番知っているのはスタッフ。「おすすめは?」「イチオシは?」など聞いてみるのがベスト。
ポイント3 頼んだワインが好みでなかったらやってみよう!
ビストロやバルではしり込みしてしまうけど、居酒屋なら自由にカスタマイズするのもアリ!
- 氷を入れてみる → ぼやっとした味わいをキリリと引き締めます
- レモンを搾ってみる → ちょっとパンチが足りないなと思ったら、キュッとした刺激をプラス!
- 炭酸を入れてみる → 飲みにくい、アルコール度数高めと感じたらシュワシュワにするのがおすすめ

居酒屋ならではのアットホームな空間で、カジュアルにワインを飲むのも粋な大人の楽しみ方。「まわりがビールやサワーを飲んでいるのに自分だけワインを頼むのは気まずい」なんて余計な心配は無用。自由に、気ままに楽しんじゃいましょう♪
今度の女子会、忘年会、新年会は居酒屋で開催してみてはいかがですか?
