KNOWLEDGE これでバッチリ! ワインの基礎知識
リースリング
甘辛の二面性をもつドイツを代表する高貴品種「リースリング」の特徴や合う料理、おすすめのワインをご紹介します。
リースリングの特徴
ドイツを代表する白ワイン用ブドウ品種。しっかりとした酸味と上質な香りを持ち、爽やかな辛口から甘口のワインまで造られます。

| 味わい | 生き生きとした上品な酸味で凝縮感のある味わい |
|---|---|
| 香り | 白い花や洋ナシ、ハチミツなど華やかでほんのり甘い香り |
| ポイント | 「やさしい気持ちになりたい」ときにおすすめ。透明感がありつつ深い味わい、甘い香りに心が満たされます。 |
味わいイメージチャート

酸味 ●●●●● 上品な酸味
コク ●●●●● 凝縮感あり
リースリングに合う料理の一例
辛口と甘口で相性の良い料理も変るのがリースリング。辛口のリースリングにはソーセージやベーコンなどの香りのある豚肉料理が合います。甘口には甘酸っぱいデザートなどがおすすめ。
おつまみ風ポトフ カレー風味ディップ添え

ハーブ入りソーセージとベーコンの塊、コンソメでしっかり味付けしたスープでいただく具沢山のポトフ。クミンの香りが豊かに広がります。お好みでカレー粉と粒マスタード、クリームチーズを混ぜたディップを一緒に。
柿と生ハムの前菜

柿のくし切りに生ハムを巻き、バジル、チーズの角切り、レーズンを添え、お皿の上からメープルシロップ、白ワインビネガーを別々に垂らしていただきます。柿は熟したものを使うのがポイント。大人のデザートとしても◎
リースリングのおすすめワイン
G.A.シュミット NO.11 リースリング Q.b.A.

【色】白
【国】ドイツ
【地方】ラインヘッセン
【地区】ラインヘッセン
【原産地呼称】Q.b.A.ラインヘッセン
【生産者】グスタフ・アドルフ・シュミット
G.A.シュミット社は1618年の創立以来、リースリングを使用した数々のワインを造り続けています。『NO.11』は、G.A.シュミット社で非常に素晴らしいワインができた時の樽ナンバーが11であったことから誕生したシリーズです。程よい酸味、すっきりした味わいの白ワインです。


