TRIVIA 思わず話したくなる! ワインの豆知識
ワインギフトの贈り方

結婚祝い、誕生日の贈り物、お宅訪問時・・・等、贈り物をする機会はいろいろ。ワインが好きになると大切な友人や家族の記念日等にプレゼントしてみたくなるものです。季節に合わせたり、美しいラベル、ちょっと遊び心のあるラベルのワインも素敵です。
ネーミング&ストーリーで選んでみる

ワインにはロマンティックな名前や意味合いが込められていることが多く、贈り物の場合にはネーミングでワインを選んでみるのも楽しく、贈られた方にも大変喜ばれます。
例えばフランス・ブルゴーニュ地方一級畑のレ・ザムルーズという赤ワインは「恋人たち」という素敵な名前を持つことから、結婚のお祝いや夫婦の記念日に選ばれることがあります。またシャトー・ヌフ・デュ・パプは「法王の新しい城」という名前を持つため、改築や新築のお祝い等にも。他にはカリフォルア最高級ワイン、オーパス・ワンは「作品番号1」という名前。「1杯のワインはオーケストラの一つのパートと一緒である」という意味が込められていることから、音楽好きの方へのプレゼントにもふさわしいといわれます。
シーン別の選び方

Scene 1:結婚祝い
祝福の気持ちを形で表現するのに、ワインはぴったり。シャンパーニュやスパークリングワインであれば、何本いただいてもありがたいもの。新婚の二人で楽しんだり、家族やお友達とのパーティが増える時期にぴったりのギフトです。

Scene 2:誕生日
よく誕生日にバースデーヴィンテージをプレゼントするというようなことを聞きますが、実際はヴィンテージワインを探して購入するのはかなり大変です。女友達にカジュアルにプレゼントするなら、ロゼスパークリングワインがおすすめ。スペインのカバならリーズナブルで華やかな味わい。Happy気分を盛り上げます。
Scene 3:栄転・昇進祝い
今後ますますの活躍を期待しますという意味を込めて、王室から栄誉ある称号を与えられたワイン、王室御用達のワインなどお墨付きがあるワインがおすすめです。
「奥様と祝杯をどうぞ」とグラスと供に、又はおつまみを添えて贈れば非常に喜ばれるでしょう。
Scene 4:おもたせ(お土産)
まずは、一口目のインパクトを大切に! ぶどうの味わいが一口目から楽しめるものがおすすめ。ホームパーティなど当日の料理がわからない場合、どんな食事にも合い、見た目にも華やかなスパークリングワインがおすすめ。お値段も手ごろなものが多く、ワインが好きな人、アルコールが苦手な人でも飲みやすいので、おすすめです。そして「すぐに飲めるワイン」。冷やして飲むワインの場合、持っていく間に温度があがってしまいますので、注意が必要です。もし温度があがってしまうと、もう一度適温まで冷やす時間が必要になってきます。パーティへもっていく場所が遠い場合に選びたいのは、軽く冷やすだけで充分な赤ワインがおすすめです。
Scene 5:お年賀
紅白ワインのセットやシャンパーニュ等、めでたさを演出できるワインがおすすめ。
Scene 6:お中元
暑気払いをかねて、すっきり辛口の白ワインやスパークリングワインがおすすめです。

Scene 7:母の日・父の日
一番身近な存在の家族、お母さんとお父さん。母の日や、父の日は日ごろの感謝を伝える大切なイベント。ワインを一緒に飲むことで、いつもいえない感謝の気持ちが自然と言えそうです。お母さんと一緒に旅行したことのある国のワインや、海外で女性に人気のロゼワインや、お父さんとも楽しめる辛口の白ワインやスパークリングワイン等はいかがでしょう。
父の日には、お父さんにまつわるストーリーのワイン等もおすすめ。力強いフルボディの赤ワインをステーキと一緒にいただく、というパワフルな楽しみ方もよいですし、和食好きのお父さんなら日本の白ワイン、甲州と爽やかに楽しんでね、と渡すのも良いですね。
Scene 8:敬老の日
最近のシニアはとってもアクティブで元気です。ワインを嗜む方も増えています。敬老の日は一緒に食卓を囲むことが一番のプレゼント。みんなで乾杯したい時に飲みたいスパークリングワインや秋の旬の食材が出回る時期なので、和食に合う日本のワインはいかがでしょう。
Scene 9:バレインタインデー、ホワイトデー
バレンタインはワインで気持ちを伝えるのにぴったりのイベント。女性から男性への愛を告白する日という位置づけだったバレンタインも、最近では「逆チョコ」・「友チョコ」等恋人や友人、家族、上司に日ごろの感謝の気持ちをカジュアルに伝える楽しいイベントになっています。ワインをギフトにするのもよいけれど、そのワインと一緒に食事を楽しむ時間をプレゼントするのが大人のバレンタインにぴったり♪ ホワイトデーに贈るには、女性の喜ばれるロゼのスパークリングワイン、スイーツと一緒に甘口の白ワイン等はいかが?
ワインの簡単な紹介をしたり、メモを添えて渡せば、贈った相手にきっと喜ばれるでしょう。ちょっと高度ですが、ショップのスタッフから教えてもらったことに自分なりのメッセージを加えてみてはいかがでしょうか?
例えば「クリームを使ったパスタによく合うコクのある白ワインです。週末のランチにお楽しみください。」等、ワインを飲みながら食べる食事についてのコメントを添えてみるのも、おすすめです。
