TRIVIA 思わず話したくなる! ワインの豆知識
ワインの甘口、辛口

ワインの甘さ・辛さは、ワインに含まれる残糖分の量により、甘口、辛口等が決まってきます。ブドウに含まれる糖分をほとんどアルコールに変えてしまえば辛口のワインになり、糖分の一部しかアルコールに変っていないうちに発酵を止めてしまえば、糖分が充分残った甘口のワインになります。 スティルワインの場合、ラベルに表示する甘辛度は、各ワインメーカー、ワイン輸入業者がそれぞれ独自に判断して表示しており、一定のルールは存在しません。
スパークリングワインの場合、2次発酵後に糖分の加わった少量のワインを入れる作業(ドザージュ)の糖分量によって、ラベルに表記できる甘辛表記が定められています。
ワインの甘みは単に糖分の量だけで決まるものではなく、酸味とのバランスによって感じ方が異なります。辛口とは「甘さが控えめ」「甘さがほとんどない」という意味に使われ、香辛料の辛さとは違います。
