- ラングドック・ルーシヨン地方とは?
-
1年のうち平均325日が晴天の、地中海に臨む、フランス最大のワイン生産地帯。全面積の5分の1がブドウ栽培地帯。
フランス産テーブルワインとIGPワイン(保護地理的表示ワイン)の大半(フランス全体の50%)が生産される一方で、
V.D.N.(ヴァン・ドゥー・ナチュレル、天然甘味ワイン)で知られる優れた甘口A.O.C.ワインの産地としても有名です。
近年、ラングドック・ルーシヨン地方のワインは、醸造技術の進歩、土地の豊かさの再発見などを通して、
高品質ワインの産地として評判が高まっています。また、カスレ(白いんげん、豚肉、ソーセージなどをにんにく、
こしょうで味付けした料理)などが、郷土料理として知られています。
- ルーシヨンとは?
-
ルーシヨンはペルピニャンの北西に位置し、スペインとの国境まで広がっています。
年間日照量約2,500時間、降水量約550mm、冬は温暖で、夏は暑く乾燥した地中海性気候です。
さらにブドウの成熟期に雨が少ないので、ブドウ栽培に適しています。
また、地中海と山地に挟まれていることから起伏に富み、複雑な土壌、気候となっています。
- フランス最大のビオディナミ実践ワイナリー
-
1994年から除草剤、殺虫剤、化学肥料を使わない栽培法に切り替え、エコセール※1(2003年取得)とNOP※2による有機認証を取得。
1997年以来、すべてのブドウにビオディナミ農法を採用、現在220haに及ぶ自社畑を所有するフランス最大のビオディナミワイン生産者です。 -
- ※1
-
エコセール:1991年にフランス農務省が有機栽培食品を認可する目的で設立。ヨーロッパを中心に世界85カ国以上で活動する世界最大の国際有機認定機関。
オーガニック認証団体の世界基準ともいわれています。 - ※2
- NOP(National Organic Program):有機の全米統一認定基準

-
2004年7月、「ドメーヌ・カズ」の株主となり、取締役に就任。
社内的には、高品質なワイン造り、国際市場における「ドメーヌ・カズ」のビジュアルアイデンティティ向上などを、若くて、ダイナミックなチームを組織して行っている。
対外的には、ルーシヨン全域のワイナリーとのパートナーシップ強化にも積極的に取り組み、「ドメーヌ・カズ」の技術、専門知識、経験を惜しむことなく提供し、ルーシヨン地方のワインビジネスの向上に貢献している。
「ドメーヌ・カズ」は、ビオディナミを実践するワイナリーとしてだけでなく、その品質と美味しさでも高く評価されているワイナリーです。
それは、評価が厳しいことで有名なフランスのワインガイドブック『ル・クラスマン』で、ミシェル・ベタンヌにより「ルーシヨンの真の雄」と
評されるほか、女性審査員によるサクラアワードでは、ダイアモンドトロフィーを始めとする多くのメダルを受賞するなど、
1960年以来300以上の受賞暦を有することからもうかがうことができます。
また、高名なシェフや美食家が集う、世界の星つきレストランにオンリストされています。















