

1993年にアルベール・ビショーの所有となったドメーヌ・デュ・パヴィヨンは、ポマールの畑『クロ・デ・ユルスリーヌ(モノポール:4ha)』の中央に位置しています。ここでは、コート・ド・ボーヌ産赤ワインの醸造・熟成が行われ、800樽の貯蔵が出来るポマール最大級の地下セラーを所有していることでも知られています。
ドメーヌ・デュ・パヴィヨンは、ムルソー、ヴォルネイ、ポマール、ボーヌ、アロース・コルトンに計17ha以上の畑を所有しています。
中でも、ポマール村の中心の『クロ・デ・ユルスリーヌ』(4ha)と、コルトン・グラン・クリュ(0.5ha)とアロース・コルトン・プルミエ・クリュ(1.5ha)からなる『クロ・デ・マレショード』は、モノポール(単独所有畑)で、『コルトン・グラン・クリュ クロ・デ・マレショード』は同ドメーヌのフラッグシップワインとなっています。

コート・ド・ボーヌに数多くあるクロ(石垣に囲われた畑)において、『クロ・デ・マレショード』は唯一、2つのレベルの異なるアペラシオン(コルトン・グラン・クリュおよびアロース・コルトン・プルミエ・クリュ)を名乗ることができる特別な畑です。ブドウ樹は、全て1950年代初頭に植えられたものです。ドメーヌ・デュ・パヴィヨンはこの畑を単独所有しています。


- ブドウは全て手摘み収穫後、果実の品質を守るため、出来るだけ早くワイナリーに運びます。
フレンチオーク(新樽50~70%)にて約18カ月間熟成しています。 
- 美しい、深みのあるルビーレッドの色合い。
ラズベリーを思わせる豊かな果実の香りに、ヴァニラやトーストのニュアンス。
口中は丸みのあるアタック、熟したタンニン、リッチでパワフルながらフィネスを感じさせるワインに仕上がっています。長期熟成が楽しみなワインです。 
- 赤身肉、ジビエ、赤ワインソースを使用した料理と。特に、鴨胸肉のロースト、ビーフ・ウェリントン(牛肉のパイ包み)、鹿肉と栗の料理との相性は最高です。
おすすめのチーズはカンタル(オーヴェルニュ地方のセミハードタイプのチーズ)や、ブリア・サヴァラン(クリーミーな白カビタイプのチーズ)です。
Domaines Albert Bichot - ©Flore Deronzier










