

コート・ド・ニュイ地区ニュイ・サン・ジョルジュ村にあるドメーヌ・デュ・クロ・フランタンは、1969年よりアルベール・ビショー社の傘下となりました。シャンベルタン、クロ・ド・ヴージョ、グラン・エシェゾー、エシェゾー、リシュブールなどのグラン・クリュ(特級畑)を中心に、合わせて13haの自社畑を所有しています。
全ての畑で化学肥料と除草剤は必要最低限に抑え、土壌を見つめ、必要に応じて剪定や夏季摘房をドラスティックに行い、たとえ収穫量が少なくなったとしても、高い品質のブドウを得ることを大切にしています。ブルゴーニュの銘壌ドメーヌは、たいてい手作業中心でブドウ畑を管理していますが、クロ・フランタンは、その中でも徹底したクラシックなワイン造りを行っていることで知られています。

『レ・マルコンソール』は、ヴォーヌ・ロマネ・グラン・クリュの『ラ・ターシュ』の隣りに位置する特別な畑。 ドメーヌ・デュ・クロ・フランタンは、マルコンソールに1.41haの畑を所有しており、所有畑のブドウの平均樹齢は35~40年です。


- ブドウは全て手摘み収穫後、果実の品質を守るため、出来るだけ早くワイナリーに運びます。温度管理された円錐形オークタンクにて20~28日間果皮浸漬・発酵を行い、トロンセ、アリエ、ヴォージュのオーク樽(新樽20~30%)にて1年以上熟成します。

- 紫がかった輝きを持つ、深みのあるルビーレッドの外観。
柔らかな果実香に、ほのかにウッディなアロマやスパイシーなニュアンスが感じられる、繊細で複雑な香りが、時間とともにペパーミントやヒマラヤスギを思わせる香りに変化します。程よいタンニンとなめらかな口当たり、パワフルながらもシルキーなタンニンが魅力。フィニッシュにリコリスの香り。 
- 薄くスライスした鴨肉とパルメザンチーズのラザニア、カレ・ド・アニョ(仔羊肉)のソテー、サフランを使ったホタテのタジン鍋、熟成したトム・ド・サヴォワやミモレットなどのチーズと。
Domaines Albert Bichot - ©Flore Deronzier










