ワインのおいしい未来をつくる。 Mercian

NATURAL FARMING ナチュラル・ファーミング

ロバート・モンダヴィ・ワイナリーでは、最高のワイン造りを実現させるとともに、自然環境およびそこに棲息する動物たちを保護するために、自然との調和を大切にした革新的なナチュラル・ファーミング(自然農法)を採用しています。畑、ワイナリー、地域社会での取り組みは、節水をはじめ、農薬の使用を最小限に抑える努力、できるだけ自然な形でのワインの醸造、廃棄物のリサイクル等におよび、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーは、20年以上前から自然環境保護活動のリーダーとして活躍しています。

ぶどう畑での自然な栽培アプローチ

ロバート・モンダヴィ・ワイナリーでは、複合的病害虫管理(IPM)を実践しました。これは言い替えれば、生物学、栽培方法、使用する機械の観点から、害虫や病害、雑草をコントロールする方法を組み合わせることにより、ぶどう畑での化学物質の使用を極力避けるものです。1998年11月、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーは、土地管理に対する積極的なアプローチを持つ10社の一つとして、カリフォルニア州環境保護局によって認められました。複合的病害虫管理に加えて、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーは右記のような栽培方法を実施しています。

  • 畑の自然な肥沃度を維持し、土地の浸食を防ぐためのカバークロップ(下草)を植える。
  • 益虫や補食動物を引き付けるために、ぶどう畑に木や植物を植え、多様な生物のすみかとなる環境をととのえる。
  • 堆肥を与え、人手による除草作業により土壌を保護する。
  • 水を節約し、水源を大切にする。

ワイナリーでの自然な醸造

ロバート・モンダヴィ・ワイナリーの自然なアプローチはぶどう畑に限らず、秋の収穫で手摘みされたぶどうが搬入されるとワイナリーでも始まります。自然な醸造は右記のように実施されています。

  • 各ワインの複雑な味わいと特色を引き出すために、自然酵母による発酵を行う。
  • 瓶詰め前にフィルターにかけない。
  • ワイン造りの全工程にわたってエネルギー節約、水の節約に努める。
  • 紙、プラスチック、コルク、樽板などのリサイクルを行い、資源を大切にする。
  • ワイナリーで使った水は畑でリサイクル使用する。
  • 畑の土壌を肥沃にするためにポマス(ぶどうの絞りかす)を堆肥にする。
  • ワイナリーでは微生物分解性の洗剤を使用する。

従業員、地域社会、そして環境の健康と安全を考慮

ロバート・モンダヴィ・ワイナリーでは従業員をはじめ地域社会の健康を保護することに努力しています。ワイナリーの従業員には徹底した安全性の訓練と教育プログラムを提供。オイル、溶液、燃料に関しても環境を害さない方法で処理しています。また、地域社会に対しては河川管理や環境保護プログラムに積極的に参加しています。ぶどう栽培やワイン造りに対する私たちのアプローチは、環境汚染を避け、土壌の改善を努めることから、従業員の安全性向上や地域社会への問題提起まで、広範囲にわたって恩恵をもたらすものと信じています。究極的には、そのような活動がより良質のワイン造りにつながるわけです。

自然なアプローチによる総合的な利点

ロバート・モンダヴィ・ワイナリーはできるだけ自然な形でのワイン造りをめざして努力しています。それは私たちが右記のような希望を持っているからです。

  • 環境や天然資源を大切にする“スチュワード(管理人)”としての役割をになう。
  • ワイナリー従業員をはじめ地域社会の市民の健康を守る。
  • 社会的責任をにない、経済的能力のあるビジネスを確立し、現在そして未来の世代に貢献する。
  • 最高品質のワインを生産する。

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