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旅の取材記
photo by Yoko Takahashi
レモンの本当のおいしさが知りたくなって、
南イタリアのアマルフィを訪れました。
アマルフィ

イタリア南部、地中海に面したアマルフィ海岸。レモン街道とも呼ばれるこの海岸線は、切り立った断崖とエメラルドの海が複雑に入り組み、その美しさは世界一と言われます。アマルフィは、イタリア最初の海洋都市。10世紀に都市国家が建設され、その歴史はヴェネチアやジェノバよりも古く、地中海を航行する際、羅針盤を使ったのもアマルフィが最初でした。
レモンの栽培をはじめたのは1950年代。温暖な気候に恵まれたこの土地の険しい地形を利用し、だんだん畑を作り、レモンの栽培をはじめたのだそうです。町に一歩入ると、そこにはレモンがあふれていました。

レモン!レモン!レモン!

お菓子に、ケーキに、お店の看板に。町にはレモンがあふれ、アマルフィの人たちがレモンと共に生きていることを知りました。
中でも私たちが驚いたのは、たくさんの料理・菓子・酒などに、レモン果汁だけでなく、ピール(皮)が使われているということ。
「レモンはピールがおいしいんだ!」ということに、私たちは気づいたのです。

<レモンを使った料理・お菓子など>

A. スコルツェッテ
レモンピールの砂糖漬けの上からチョコレートがけしたもの。
B. トルタ アル リモーネ
大きなマドレーヌのようなかたちのケーキ。レモンのタルトという意味。
C. ディリツィア ディ リモーネ
レモンクリームの入ったシュークリームのようなケーキ。
D. ジェラート
レストランでも、お口直しにレモンピールの効いた、ジェラートが出てきます。
E. レモンのスフレ
卵白と砂糖、レモンピール。あわあわのメレンゲのようなスフレ。
アマルフィのおいしいレストランの名物デザート。
イタリア アマルフィの知恵から
インスピレーションを
受けて生まれた商品
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