ボルサオは、地元原産品種であるガルナッチャや、スペイン北部で主に栽培されている高級白ブドウ品種のマカベオを主体としてワイン造りを行っています。
中でもガルナッチャは、山の斜面で育つ樹齢35年以上の希少な畑「ガルナッチャ・デ・モンテ」(「山のガルナッチャ」の意味)を多く所有しています。
それらのブドウの木は、幹が太く、背が低く、健康的な小さなベリー(実)からなる小振りの房をもたらすように栽培されています。ワインはフルーティでクリーン、色が濃く、スパイシーでありながらコストパフォーマンスの高いワインとして評価を得ています。
ガルナッチャ
原産:スペイン・アラゴン州
世界作付けNo.1赤品種。ローマ時代には、すでに存在した品種。樹勢が強く、垂直に成長することから、暑く乾燥した、風の強い畑での栽培に適している。ワインは、フルーティで口当たりがよく、食事に合わせやすい。
マカペオ
原産:スペインまたはトルコ周辺
現在では、主にスペイン北部で栽培されている。
若飲み用にも、長期熟成用にも適した高級品種。樹勢が強く、芽吹きが遅い。暑く乾燥した環境にも耐え得る。ワインは、豊かな芳香と適度なボディ、かすかな苦味がある。
ボルサオのワイン造りは、ガルナッチャのスペシャリスト、ホセ・ルイス・チュエカと彼のチームによって行われています。
彼らチームは、伝統を継承しながらも先進のテクノロジーを駆使したワイン造りを行っています。
 
カンポ・デ・ボルハで生まれる。祖父、父共にワインメーカー。2001年からボルサオでチーフワインメーカーを務める。
地元原産のブドウ品種に情熱と誇りを持って働きかけ、ワインメイキングに取り組んできた。そして、現在、DO カンポ・デ・ボルハを知り尽くしたワインメーカーとしてだけでなく、スペインを代表するガルナッチャのスペシャリストとして、高く評価されている。
