ボデガス・ボルサオは、2001年、スペイン北東部アラゴン州に位置するDO カンポ・デ・ボルハの意欲ある3つの協同組合(ボルハ、タブエンカ、ポスエロ)が結集して設立し、瞬く間に世界的な評価を獲得したワイナリーです。
DO カンポ・デ・ボルハは、スペインを代表する黒ブドウ品種であるガルナッチャの原産地として知られています。ボルサオは2430ヘクタールの自社畑を所有し、ガルナッチャやスペイン北部で主に栽培されている高級白ブドウ品種であるマカベオを主体としてワイン造りを行っています。
中でもガルナッチャについては、樹齢の高い古木を豊富に有し、従来のスペインワインの概念とは異なる、繊細な酸と豊かな果実感を満たした独自のワインを造ることに成功しました。
伝統品種を守り、継承し、現代的なおいしさを生む...。ボルサオならではのユニークなこだわりこそ、“革新的で現代的なワインを造るワイナリー”として世界の賞賛を集めています。
DO※ カンポ・デ・ボルハは、1980年にスペイン北東部アラゴン州に認定された原産地呼称です。特に、ガルナッチャ品種の原産地としても有名です。
DO カンポ・デ・ボルハには、樹齢の高いガルナッチャが豊富にあり、収穫を抑えた栽培が行われています。希少な古木を大切に栽培し、高度な醸造技術で、安定した品質の凝縮感のあるワインを造ることに成功しています。DO カンポ・デ・ボルハは、夏は暑く冬は寒い、昼夜の寒暖の差も大きく、年間を通じて、モンカヨ山から北西の乾いた寒風「シエルソ」が吹き下ろしています。このシエルソのお陰で、畑は乾燥しており、害虫や病気の発生を防いでくれます。
 
 
アーモンド(8/下旬~9/下旬)、ブドウ(9/下旬~11/初旬)、オリーヴ(11/中旬~12/下旬)で、収穫される。
※ DOについて
DO(Denominación de Origen)原産地呼称ワインの略。原産地呼称統制委員会が設置された地域において、地域内で栽培された認可品種を原料とし、厳しい基準に基づき生産されたワイン。
