コンチャ・イ・トロ、それはチリNO.1 ワイナリー※
コンチャ・イ・トロのワインに反映されている「最高のワインを生み出すための情熱」は、その歴史やチリの風土なくしては語れません。
19 世紀、スペインのコンチャ侯爵家は、ヨーロッパの人が飲む高級ワインをチリで造ろうと、「新大陸」で理想の土地を探し、ヨーロッパを超えるワインを造るという夢に賭けたのです。コンチャ家の情熱を担ってチリへやってきた人物こそドン・メルチョー氏、現在のコンチャ・イ・トロを起こした人物でした。
※INTELVID-Chile 2016
ブドウ畑の中のブドウ畑
- 成功の秘訣 -
ブドウ栽培に理想的な環境のチリに、コンチャ・イ・トロが自社で保有する畑面積は、合計すると9,000 ヘクタール以上。
高品質ワインを造る条件、それは良質なブドウと優れた醸造技術。この哲学に基づいてコンチャ・イ・トロでは、栽培部門と醸造部門が協力して、ブドウ品種ごとに最適な立地条件の畑を選択し、畑を小さな区画に分け、畑の中にさらに畑をつくる“マッピング” という革新的なシステムを導入して、極めて良質なブドウを生産しています。こうして収穫された高品質のブドウを伝統的な製法に従って処理し、優秀なワインメーカーが、世界的に定評のあるワインを生み出しています。
これら優れた栽培技術、醸造技術の融合によって、コンチャ・イ・トロは、熱い情熱により
生み出された世界トップ水準のワインを、世界中のお客様へ届けているのです。
豊穣の地から世界を陵駕する品質を
1883 年、スペインの名門貴族コンチャ家のドン・メルチョー氏が、世界有数のワイン銘醸地ボルドーからブドウ苗をチリへ持ち込み、ブドウ栽培に最適な気候を持つマイポ・ヴァレーにブドウ畑を開拓し、コンチャ・イ・トロの基礎を築きました。家族経営から始まった事業は急速な成長を遂げ、品質面においても自信を深めた同社は、本格的に輸出事業へ取り組むため、1923 年にはサンチャゴの株式市場に上場し、さらに規模を拡大。1933 年にはヨーロッパへの初の輸出ワインをロッテルダム港へ荷揚げしました。こうして世界への第一歩は踏み出されたのです。
1970 年代以降、品質本位のポリシーに基づく路線を目指し、1980 年代には早くも全ての醸造システムに新技術を取り入れてワイナリーの近代化に努めました。チリ最高級の呼び名の高いワイン「ドン・メルチョー」の初ヴィンテージは1987 年。この「ドン・メルチョー」は豪華客船クイーンエリザベス2 世号のワインリストにオンメニューされるなど、同社の品質の高さを裏付けるように、確固たる地位も築きました。






