ワインのおいしい未来をつくる。 Mercian

こだわりが生んだ逸品

使用するぶどうはすべてナパ・ヴァレー産というこだわり

ブライアン・デルボンディオ

現在マーカム・ヴィンヤーズの指揮を執るのは、1978年に総支配人となり、1988年に社長に就任したブライアン・デルボンディオ。ナパに生まれ、カリフォルニア大学デイヴィス校でぶどう栽培の学士号を取得したブライアンは、ナパ・ヴァレーの土地について知り尽くしており、人脈を含め、その情報量にかなう者はいないといわれる人物です。

そして、現在系列会社も含めたグループ全体の醸造責任者を務めるのは、スタッグス・リープ・ワイン・セラーズでのラボテクニシャンを最初に、ワイン業界で研鑚を積んだワインメーカーのキンバリー・ジャクソン・ニコルス。

キンバリー・ジャクソン・ニコルス

この二人がこだわるのは、ナパ・ヴァレーのぶどうを使い、品種の特性をそのまま表現した果実味豊かなワインを適正な価格で提供すること。そのため、マーカムの名を冠してリリースされるワインには銘柄に関わらず、すべてナパ・ヴァレー産のぶどうが使用されています。

全米のワインジャーナリズムから注目されるワインを次々にリリース

メルシャンの傘下に入った1987年以降、マーカムは全米のワインジャーナリズムから注目されるワインを次々にリリースしています。

特に、まだ誰もメルロー種に見向きもしなかった頃からこだわり続けてきただけあり、ナパ・ヴァレーのメルローといえば、常にマーカムの名がリストのトップに挙げられており、90年ヴィンテージは世界的なワイン専門誌「ワインスペクテーター」誌のメルロー・オブ・ザ・イヤー第1位を獲得。1994年には同誌の「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。

もちろんメルロー種以外でも、カベルネ・ソーヴィニヨン種、シャルドネ種、ソーヴィニヨン・ブラン種と、主なぶどう品種ですべて高い評価を得ています。

現在マーカム・ヴィンヤーズが手掛けるワインは、プレミアムワインとして定評のある「マーカム」ブランドと、プライスパフォーマンスに優れた「グラスマウンテン」ブランドの2種。

マーカム・カベルネ・ソーヴィニヨン

セント・ヘレナにあるマーカム社自慢のカベルネ・ソーヴィニヨン種を使用。ワインスペクテーター誌の「'98 エディターズ・トピックス」のカベルネ部門トップを飾ったワイン。90年ヴィンテージは同誌で90点を獲得。

マーカム・メルロー

メルロー・オブ・ザ・イヤー第1位を獲得したマーカムの顔ともいうべきワイン。まだナパではメルロー種が見向きもされなかった頃、1980年ヴィンテージからリリースされており、まさに、ナパのメルローの素晴らしさを世に示した逸品。

マーカム・シャルドネ

マーカム社のラインアップの中でもいち早く評価された銘柄で、1989年ヴィンテージがワインスペクテーター誌で92点の高得点を獲得。同誌の「世界のワイン・トップ100」にランキングされており、伝統的な樽発酵が醸し出す落ち着いた樽香とコクのある味わいが印象的。

グラスマウンテン・カベルネ・ソーヴィニヨン

「グラスマウンテン」はマーカム社が自信をもって展開するプライスパフォーマンスに優れたラインアップ。オーク樽により約17ヶ月熟成。樽熟成によるスパイシーな香りは、マーカム社のカベルネ・ソーヴィニヨンならではの出来映え。

グラスマウンテン・メルロー

メルロー種で数々の賞に輝いたマーカム社が、その経験と技術を集結させ完成されたデイリーワインの傑作。ブラックベリーやローストしたコーヒーの香りとともに熟したフレーバーが口中に広がる、しなやかながら飲みごたえのある赤ワイン。

グラスマウンテン・シャルドネ

シュール・リー製法による、きりりと引き締まった味わいと甘みのバランスが特徴的。オーク樽で熟成させているため、ほどよいコクも加わり、オードブルから魚料理、軽めの肉料理まで、幅広い料理に合わすことができるワイン。

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