ビールの基本
BEER STYLE NOTE
ウィンナーラガー
Point1

赤く透き通る、美しい色合い!ウィーン生まれのラガービール。
オーストリアのウィーンで生まれた、赤銅色のラガービール。それがウィンナーラガーです。低めの温度で焙燥されたウィンナーモルトを使用しており、赤みがかっているのが特徴。かすかにトーストのような香りもします。モルトとホップのバランスが、ほどよい苦みとすっきりとした飲み口を演出します。

Point2

ウィンナーラガーの弟分?ドイツの「メルツェンビール」。
ウィンナーラガーと特別なつながりのあるビールが、ドイツのオクトーバーフェストで飲まれているメルツェンビール。ウィンナーラガーを完成させた醸造家アントン・ドレハーが、そのレシピを友人のガブリエル・セドルメイルに譲り渡し、そのレシピにならって造った「弟分」のようなビールがメルツェンだったのです。

Point3

ウィーンからメキシコ、そしてアメリカへ。歴史の荒波を越えて、人気再燃!
ヨーロッパ四大ビールの一つに含まれるウィンナーラガーですが、オーストリア・ハンガリー帝国の崩壊と共に、一度は衰退してしまいました。しかしメキシコでは、19世紀にオーストリア人が持ち込んだウィンナーラガーをベースにしたビールが造られ続けており、遠く離れた地で現在も飲まれています。また、1980年代のアメリカでのブームを始め、世界各地で人気が再興しています。

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