ビールの基本
BEER STYLE NOTE
ドルトムンダー
Point1

ドイツ最大のビール生産都市、ドルトムント
ドルトムンダーは、その名のとおり、ドルトムントで生まれたビールです。北ドイツの工業地域として知られるドルトムントは、20世紀初め頃には醸造所が120ヶ所以上もあった、ドイツ最大のビール生産都市。ビールの祭典「オクトーバーフェスト」の開催地であるミュンヘンと並んで、ビール好きの多くが訪ねる町の一つとなっています。

Point2

ドルトムンダー誕生のきっかけは、1840年代のラガー人気!
ドルトムンダーは、色の淡い下面発酵ビール。これは、当時人気があったピルスナーを参考に造られたから。麦芽を低温で2日浸漬させたり、ホップの特徴を控えめにするなど、元のピルスナーとは異なる部分があるため、生産地の名を取ってドルトムンダーと呼ばれています。似たスタイルの「ボヘミアンピルスナー」「ジャーマンピルスナー」「ミュンヘナーへレス」とあわせて、「ピルスナーファミリー」と呼ばれることがあります。

Point3

ホップとモルトがバランスよく調和する、目にも美しい「ブロンド・ビール」。
ドルトムンダーは、「ブロンド・ビール」とも称される透き通った淡い色と、ホップとモルトのバランスが特徴。比較的、ホップの香りや苦みは弱めに造られており、口当たりが軽く、マイルドかつドライな味わいです。現代では、醸造の際に発酵度数を高めたり、熱処理を行うなどして長期保存を可能にし、輸出に適したものもあります。

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