ビールの基本
BEER STYLE NOTE
ヴァイツェン
Point1

フルーティーな香りが楽しめる!ドイツ生まれの白ビール。
14世紀から続くドイツ伝統の白ビール、ヴァイツェン。ベルギーでは白ビールをオレンジピールなどで風味付けをしていますが、ドイツのヴァイツェンは、ヴァイツェン酵母によるバナナやクローブのような香りが特徴です。またホップが少ないことから苦みが少なく、舌触りも濃密で「まるで飲むパンのようだ」と言われることもしばしばです。

Point2

小麦麦芽をたっぷり使用!ろ過していない白濁が特徴。
ヴァイツェン(Weizen)はドイツ語で小麦を意味します。通常ビールの麦芽は大麦を発芽させたものですが、ヴァイツェンでは50%以上小麦麦芽が使われています。ヴァイツェンはヴァイスビアとも呼ばれ、こちらはヴァイス(weisw=白)ビア(bier=ビール)の名前の通り白ビールという意味。小麦は大麦に比べタンパク質が多い上に、ろ過しないため白く濁っていますが、特にろ過したものは「クリスタルヴァイツェン」と呼ばれます。

Point3

甘い香りはビールが苦手な人にも。クリーミーな泡も美味しさの秘密!
泡立ちが豊かで泡がいつまでも持続するのも、小麦麦芽によるヴァイツェンの特徴です。泡がカバーしていることもあり、フルーティなフレーバーも最後まで愉しむことができます。ビールの苦さがちょっと、という人も、ヴァイツェンなら気に入るはず。おすすめのグラスは、細長く下の方がくびれたヴァイツェン型。ヴァイツェン特有の白く濁ったグラデーションを目で楽しみつつ、豊かな泡を最後まで持続させるグラスで味わいたいものです。

配布中


ビアスタイルの特徴をまとめた「ビアスタイルノート」を毎回配布します!実際に飲んだビールの感想を記録したり、ビアスタイルの特徴を復習したりできるノートです。毎回講義に参加して、一冊のノートを完成させましょう!
ノートをダウンロードする※ご自宅のプリンターで印刷してご利用ください。























