ビールの基本
BEER STYLE NOTE
ホワイトエール
Point1

14世紀から続くベルギー小村の地ビール。村の牛乳屋さんが、貴重な味を復活させました。
ベルギーには、造られる土地に合った個性的なビールが数多くあります。ホワイトエールはベルギーのヒューガルデン村で14世紀から製造されていたクラシックなビールで、一度製造が途切れたものの1965年、村で牛乳屋を営むピエテル・セリスによって復活しました。特徴的な香りを持つベルジャン酵母によって作られる、小麦のビールです。

Point2

麦芽化しない小麦ならではの味わい!風味付けしたスパイスの香りも楽しんで。
ホワイトエールの特徴はその白濁した色。これは原材料の麦芽化していない小麦タンパクによるもので、クリーミーな味わいと爽やかな酸味はここから生まれます。また煮沸時にコリアンダー、オレンジピールで風味付けするのが伝統製法。このスパイシーな香りがビールファンにはたまらない個性となっています。酵母をろ過していないため、ビタミンBが豊富なことでも知られています。

Point3

ホワイトエールならではの香りが楽しめる、チューリップ型のグラスとのマッチングの良さ。
ホワイトエールの風味を引き出してくれるのが、チューリップタイプのグラス。グラスの上部がくびれ、口は開いているという形状は、麦芽化しない小麦とスパイスの香りを楽しむのにはもってこいです。薄いグラスは白濁した淡い色味が映えます。また、飲み口が開いているので、ビールを少しづつ飲むのに向いています。小麦の甘みと弱い酸味の、絶妙なハーモニーをじっくりと味わってみてください。

配布中


ビアスタイルの特徴をまとめた「ビアスタイルノート」を毎回配布します!実際に飲んだビールの感想を記録したり、ビアスタイルの特徴を復習したりできるノートです。毎回講義に参加して、一冊のノートを完成させましょう!
ノートをダウンロードする※ご自宅のプリンターで印刷してご利用ください。























