ビールの基本
BEER STYLE NOTE
ランビック
Point1

自然の味そのもの。野生酵母で作られるベルギー伝統のランビック・ビール
ほとんどのビールはきちんと管理されたビール酵母を使って作られますが、ランビックは自然にある酵母で発酵させるビールです。そのため、ビールの原型に最も近いスタイルと考えられています。ベルギー、ブリュッセルに近いパヨッテンラント地域。ここにあるゼンネの谷に自生する野生酵母とバクテリアが、ランビックを生み出します。使われる酵母は生息地が限られており、「ランビック」を名乗れるのはブリュッセル近郊の醸造所で作られたビールのみとなっています。

Point2

造り方も味わいも、個性的!独特の酸味と香りが楽しめるビールです。
ランビックは、大麦の麦芽だけでなく発芽させていない小麦を使用し、殺菌力が強いホップを大量に加えます。ランビックにとってのホップは、香りづけを意図したものではなく、長期間の熟成に耐えられる防腐剤として必要とされています。あえて、摘んでから1年以上が経ち、酸化して苦みが少なくなったホップを用いますが、これにより独特の強い酸味とチーズのような香りが生まれます。

Point3

ランビックならではの独特な香りを楽しむフレーバーを閉じ込めるチューリップグラス
ランビックの香りは、個性的。このビールでしか味わうことができません。チューリップグラスは縁が内側にカーブしているために、グラスの中に香りがこもりやすくなります。ウイスキーのテイスティンググラスがこの形状をしているのはそのためです。クセになるような香りと味わいを、じっくり堪能することができます。

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