ビールの基本
BEER STYLE NOTE
IPA(インディア・ペールエール)
Point1

ペールエールを改良して航海に耐えられるビールを!イギリスからインドへ運ぶために誕生したIPA。
18世紀末、ペールエールは、高温多湿で揺さぶり続けられる長い航海に耐えることが出来ず、遠くに運ぶことができませんでした。そこで、イギリスからインドへビールを運ぶために改良されて出来たのが、IPAです。生水を安心して飲めないインドで暮らす在印イギリス人のために醸造されました。

Point2

ホップを大量投入!品質劣化を防ぐ!香りと苦味が強く、アルコール度数も高めです。
IPAは、大量のホップが使われ、アルコール度数も高めに醸造されています。樽詰め時にもホップが入れられたと言われています。長い航海で品質劣化しないように、ホップやアルコールの作用を活かして菌の増殖を抑制しているのです。そのため、ホップの強い香りと苦味、アルコール感が特徴的な味わいになっています。

Point3

泡立ちを保ち、ホップの香りと苦味を逃さない!でこぼこしたクビレのIPAグラスがおすすめです。
IPAグラスは面白い形をしています。中間部が細まっているのです。このでこぼこしたクビレにより、グラスをかたむけるたびにビールが揺すられ、対流が生まれます。そしてその対流が香りを醸し出し、泡立ちを保つのです。これは、ワイングラスを回して香りを高めるのと似た働きをしているのです。

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