
東京 / 国立競技場 2025.11.18
日本代表
3
1
2
ボリビア代表
0
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前 半
後 半
東京 / 国立競技場 2025.11.18
日本代表
3
1
2
ボリビア代表
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前 半
後 半
鮮やかな崩しで3得点!! 25年のラストマッチを制す
開始早々のゴールで主導権を握る
真冬のような寒波に首都圏が包まれた11月18日、『キリンチャレンジカップ2025』が国立競技場(東京都)で行なわれた。SAMURAI BLUE(日本代表)が迎え撃つのは、ボリビア代表である。両国は6年前の3月に『キリンチャレンジカップ2019』で対戦し、日本代表が1対0で勝利している。
14日のガーナ戦から中3日でこの日を迎え、森保監督はスタメンを7人入れ替えた。フォーメーションはこれまで同じ3-4-2-1で、GKには早川友基(鹿島アントラーズ)が2試合連続で指名された。3バックは右から板倉滉(アヤックス/オランダ)、谷口彰悟(シントトロイデンVV/ベルギー)、瀬古歩夢(ル・アーブルAC/フランス)の3人が構成する。谷口は2試合連続のスタメンだ。板倉は9月のメキシコ代表戦以来の、瀬古は10月のパラグアイ代表戦以来の出場となった。
ダブルボランチは右に遠藤航(リバプール/イングランド)、左に鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)が入る。5試合ぶりに出場の遠藤は、主将の腕章を巻く。鎌田は2試合ぶりの先発である。
右ウイングバックは菅原由勢(ヴェルダー・ブレーメン/ドイツ)で、左ウイングバックは前田大然(セルティック/スコットランド)だ。前田は9月のアメリカ代表戦以来、菅原は3月のサウジアラビア代表戦以来のスタメンとなる。
2シャドーは右に久保建英(レアル・ソシエダード/スペイン)、左に南野拓実(ASモナコ/フランス)だ。ふたりとも2試合連続の先発である。1トップには10月のパラグアイ戦で得点を決めた小川航基(NECナイメヘン/オランダ)が起用された。
キックオフ直後のざわめきが残る2分、日本はいきなり決定機を迎える。鎌田のスルーパスから小川が中央から抜け出し、GKと1対1になる。しかし、ループ気味のシュートはGKに阻まれた。
それでも、4分に先制する。遠藤のインターセプトをきっかけに久保が右サイドから持ち込み、利き足ではない右足でペナルティエリア内へクロスを供給する。これを受けた鎌田が、胸コントロールから左足ボレーでゴール右へ突き刺した。
8分には久保の右CKから、遠藤がニアサイドへ走り込んでヘディングで狙う。その後も日本は、相手陣内で試合を進めていく。23分には菅原のクロスを小川がヘディングで合わせるが、クロスバーを叩いた。この跳ね返りに南野が反応するものの、ボールを押し込むことはできない。
30分には自陣でのパスを鋭い出足の相手にカットされ、ペナルティエリア手前からシュートを浴びる。直後の31分、久保が右サイド深くからクロスを入れるが、DFにブロックされる。ボールを回収した相手に前田が猛烈なチェイシングをしかけ、カウンターを防いだ。
前半の残り時間は決定的なシーンをつかむことはなく、1対0でハーフタイムを迎えた。
交代出場の2選手が追加点をゲット!!
後半開始とともに、森保一監督が選手交代に動いた。菅原を下げて堂安律(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)が投入された。
55分、谷口の縦パスを受けた久保が鮮やかなターンで前を向き、最前線の小川へスルーパスが通った。
日本は守備でスキを見せない。58分、敵陣での直接FKからカウンターを受けるが、堂安と鎌田が連続して相手のシュートをブロックした。60分には左サイドからDFラインの背後へクロスを通されるが、GK早川はボールの軌道を冷静に見極めてゴールキックにした。
67分、森保監督が2度目の選手交代に動く。久保、小川、南野が下がり、町野修斗(ボルシア・メンヘングラートバッハ/ドイツ)、上田綺世(フェイエノールト/オランダ)、中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)が出場する。
68分には自陣でのビルドアップから、フィニッシュまで持っていく。左CB瀬古の縦パスを前田がワンタッチではたくと、CFに入った上田が相手DFと競り合いながら中村へつなぎ、中村が右サイドへ展開する。フリーでパスを受けた堂安がゴール前へクロスを入れると、上田が相手GKと競り合いながらヘディングで合わせた。
その直後、日本が2点目を奪う。右CB板倉が敵陣でボールを奪い、堂安のパスから中村が右ポケットへ侵入すると、グラウンダーのクロスを町野が身体ごとプッシュした。
77分には鎌田が退き、藤田譲瑠チマ(FCザンクト・パウリ/ドイツ)がピッチに立つ。その直後だった。板倉、谷口、瀬古とボールをつなぎ、上田へ縦パスが入る。ボールへ寄る動きでマーカーを食いつかせ、瞬時に前へ出てペナルティエリア左内へボールを運んだ上田は、相手DFの位置を確認して中村へ横パスを通す。中村は相手選手に囲まれながらもシュート態勢へ持ち込み、DFの股間を抜いてゴール左へ蹴り込んだのだった。
勝利を決定づけた日本だが、最後まで攻撃のギアを緩めない。82分にはこの試合最後の交代として、前田から後藤啓介(シントトロイデンVV/ベルギー)へスイッチする。攻撃陣の立ち位置は最前線に上田、2シャドーに町野と後藤、右ウイングバックに堂安、左ウイングバックに中村となる。
2試合連続で途中出場の後藤は、シュートこそ記録しなかったものの守備で奮闘した。アディショナルタイム直前に前線からチェイスし、相手のクリアをブロックした。
日本は3対0のまま終了のホイッスルを聞き、10月14日の『キリンチャレンジカップ2025』からテストマッチ3連勝とした。また、この試合は森保監督が指揮を執る通算100試合目で、チームは指揮官の節目の一戦を勝利で飾ったのだった。
試合後の森保監督は「ガーナ戦から7人の先発を入れ替えて戦ったなかで、誰が出ても勝つ、誰と組んでも機能するところでも、選手たちが良いチャレンジをしてくれました。今後の自信につなげていければと思っています」と、チームの戦いを讃えた。
来年6月開幕の世界大会へ向けて、日本は確実に前進している。
[文: 戸塚啓]
※本文中の選手名やチーム名の表記、時間などは、日本サッカー協会様の発表に準じています。
試合データ
■11月18日 東京 / 国立競技場
日本代表 [3-0] ボリビア代表
|
写真提供/©JFA 2025年11月18日キリンチャレンジカップ2025 対ボリビア代表戦 先発メンバー
<代表監督>森保 一
<出場選手>
■11月18日 東京 / 国立競技場
| 日本代表 (1)2 | <鎌田大地 町野修斗 中村敬斗> | |
|---|---|---|
| ボリビア代表 (0)0 | ||
| 日本 | ||
| GK | 早川 | |
| DF | 谷口 板倉 瀬古 菅原(堂安) | |
| MF/FW | 遠藤 南野(中村) 鎌田(藤田) 小川(上田) 前田(後藤) 久保(町野) | |
| ボリビア | ||
| GK | ギジェルモ・ビスカラ | |
| DF | ロベルト・フェルナンデス ディエゴ・メディナ ディエゴ・アロジョ マルセロ・トレス | |
| MF/FW | エクトル・クエジャル ガブリエル・ビジャミル(モイセス・ビジャロエル)エルビン・バカ(ロブソン・マテウス)ミゲル・テルセロス エンソ・モンテイロ フェルナンド・ナバ | |
*月日/場所
国名(前半得点)総得点<得点者>
*メンバー(交代メンバー)











