
愛知 / 豊田スタジアム 吹田 2025.11.14
日本代表
2
1
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ガーナ代表
0
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前 半
後 半
愛知 / 豊田スタジアム 吹田 2025.11.14
日本代表
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ガーナ代表
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前 半
後 半
アフリカの強豪を撃破!! テストマッチ2連勝を飾る!!
ショートカウンターから南野が鮮やかな先制弾
2025年最後の活動となる2連戦を、白星でスタートした。
11月14日、『キリンチャレンジカップ2025』が豊田スタジアム(愛知県)で開催され、SAMURAI BLUE(日本代表)がガーナ代表と激突した。アフリカの強豪国ガーナとの対戦は、22年6月の『キリンカップサッカー2022』以来となる。
森保一監督は、現在の主戦術である3-4-2-1を採用した。
GKは国際Aマッチ2試合目の出場となる早川友基(鹿島アントラーズ)で、3バックは右から渡辺剛(フェイエノールト/オランダ)、谷口彰悟(シントトロイデンVV/ベルギー)、鈴木淳之介(FCコペンハーゲン/デンマーク)の3人が形成する。
ダブルボランチは右に佐野海舟(マインツ05/ドイツ)、左に田中碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド)だ。このふたりが先発でコンビを組むのは、24年1月のタイ戦以来となる。
ウイングバックは右が堂安律(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)で、左は中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)だ。2シャドーは右に久保建英(レアル・ソシエダード/スペイン)、左に南野拓実(ASモナコ/フランス)である。南野は10月の2試合に続いて、ゲーム主将を務める。1トップには上田綺世(フェイエノールト/オランダ)が指名された。
日本は序盤から主導権を掌握した。その要因となったのが、前線からの連動したプレスだ。パスコースを限定してロングボールを蹴らせ、最終ラインが跳ね返したボールを確実に回収していく。
試合が動いたのは16分だった。敵陣右サイドで谷口や佐野がボールホルダーにプレッシャーをかけ、ボールを奪い切る。そこからショートカウンターへ持ち込むと、佐野のパスを受けた南野がペナルティエリア内で冷静なボールコントロールから右隅へ流し込んだ。南野はこれが国際Aマッチ26得点で、日本代表歴代8位タイとなった。
28分には南野から中村へボールがわたる。中村は左サイドからゴール前へグラウンダーのパスを通し、堂安が左足で合わせる。しかし、シュートはDFにブロックされてしまった。
直後の29分には、DFラインの背後を狙ってきたボールをGK早川がペナルティエリア外でクリアする。3バックを構成する渡辺、谷口、鈴木も、集中力の高い守備でスキを見せず、ビルドアップの局面ではしっかりとボールを動かしていった。
後半も試合の主導権を掌握。堂安が技ありの追加点!!
後半も日本のシュートから試合が動いていく。開始直後の49分、谷口が相手FWと競りながらロングボールを跳ね返すと、ボールは右サイドの堂安のもとへ。堂安が上田にはたくと、背番号18はペナルティエリアすぐ外から右足を振り抜いた。パフフルな一撃が、バーをかすめるように枠を逸れていく。
直後の相手ゴールキックからの展開でも、敵陣でマイボールとして攻撃へ転じる。ボランチ田中碧、左CB鈴木らがボールを動かし、相手ボールになっても敵陣で谷口がすぐさま回収する。攻守一体のサッカーで2点目を狙っていき、59分には久保の左CKから渡辺がヘディングシュートを浴びせた。
60分には2点目が生まれる。ガーナが渡辺のヘディングシュートをキャッチしたGKからつなごうとするが、日本は前線からのプレスでビルドアップの出口を与えない。左サイドへ追い詰めて鈴木がカットし、そのボールを中村が上田へつなぎ、フォローした久保へパスがわたる。久保はピッチ中央やや右からドリブルで運び、タメを作ったうえで堂安へパスをつなぐ。
背番号10はペナルティエリア内で相手DFと対峙しながら、シュートコースを見つけた。同サイドの狭いスペースを射抜き、チームに2点目をもたらしたのだった。堂安が24年6月以来のゴールで、スタンドに歓喜を呼び込んだ。
2点差とした日本は、68分に選手交代をする。堂安と田中が退き、菅原由勢(ヴェルダー・ブレーメン/ドイツ)と藤田譲瑠チマ(FCザンクト・パウリ/ドイツ)が出場する。田中は交代の際に自身と交錯して負傷交代した相手選手を気遣い、相手ベンチへ足を運んで監督と言葉をかわした。
日本はその直後に南野と上田がパスをつなぎ、中村が左サイドから抜け出す。彼が得意とするゾーンからフィニッシュしたが、シュートは際どくゴール右へ逸れた。
日本は72分にも上田が、73分には藤田が狙う。だが、惜しくも枠をとらえることができない。
75分にはこの試合2度目の選手交代が行なわれる。南野、上田、久保がピッチから退き、安藤智哉(アビスパ福岡)、後藤啓介(シントトロイデンVV/ベルギー)、北野颯太(レッドブル・ザルツブルク/オーストリア)が送り出される。後藤と北野は国際Aマッチデビューとなった。
これに伴って、選手の立ち位置が一部変わった。安藤が左CBに入り、鈴木が左ウイングバックへスライドする。中村は左ウイングバックから左シャドーへポジションを上げた。北野は久保と同じ右シャドーに立ち、上田に代わった後藤は最前線に立つ。
82分には、中村から佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)への交代が行なわれる。その直後、佐野のパスを受けた後藤がポストプレーでボールを落とし、佐藤にシュートを打たせようとする。しかし、タイミングが微妙にズレてしまった。
87分には北野と菅原の連携で右サイド深くまで侵入するが、ゴール前へ詰めていた後藤にはつながらない。3分のアディショナルタイムも日本は意欲的にゴールを目ざし、自分たちのペースのまま試合をクローズさせた。
試合後の記者会見に臨んだ森保監督は、「選手たちが良い守備から良い攻撃へつなげてくれた」と振り返った。無失点による複数得点での勝利については、「選手たちのさらなる積み上げの自信になる」と評価した。
10月から『キリンチャレンジカップ2025』を戦っているチームは、来年6月開幕の世界大会へ向けて強化の最終段階へ突入している。そのなかでつかんだこの日の勝利は、チームの歩みを力強いものにしていくだろう。
[文: 戸塚啓]
※本文中の選手名やチーム名の表記、時間などは、日本サッカー協会様の発表に準じています。
試合データ
■11月14日 愛知 / 豊田スタジアム
日本代表 [2-0] ガーナ代表
|
写真提供/©JFA 2025年11月14日キリンチャレンジカップ2025 対ガーナ代表戦 先発メンバー
<代表監督>森保 一
<出場選手>
■11月14日 愛知 / 豊田スタジアム
| 日本代表 (1)1 | <南野拓実 堂安律> | |
|---|---|---|
| ガーナ代表 (0)0 | ||
| 日本 | ||
| GK | 早川 | |
| DF | 谷口 渡辺 鈴木 | |
| MF/FW | 南野(安藤) 堂安(菅原) 上田(後藤) 田中(藤田) 中村(佐藤) 佐野 久保(北野) | |
| ガーナ | ||
| GK | ジョセフ・テッテ・アナン | |
| DF | デリック・アーサー・コーン(プリンス・オウス) ジェローム・オポク(ギデオン・メンサ) ジョナス・アジェイ・アジェティー カレブ・イレンキー コジョ・ペプラ・オポン | |
| MF/FW | フランシス・アブ(アリドゥ・セイドゥ) クワシ・シボ カマルディーン・スレマナ(プリンス・オセイ・オウス) アントワヌ・セメンヨ(クワベナ・アドゥ・プリンス) ブランドン・ソロモン・トーマスアサンテ(クリストファー・ボンス・バー) | |
*月日/場所
国名(前半得点)総得点<得点者>
*メンバー(交代メンバー)











