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試合詳細レポート

2019

試合結果 KIRIN CHALLENGE CUP 2019 大阪/パナソニック スタジアム 吹田 2019年11月19日 日本代表 対 ベネズエラ 1:4

試合結果 KIRIN CHALLENGE CUP 2019 大阪/パナソニック スタジアム 吹田 2019年11月19日 日本代表 対 ベネズエラ 1:4

南米の難敵ベネズエラと約1年ぶりの再戦

SAMURAI BLUE(日本代表)の19年最後の国内での試合として、11月19日に『キリンチャレンジカップ2019』がパナソニックスタジアム吹田(大阪府)で開催された。
対戦相手のベネズエラ代表とは、18年11月にも『キリンチャレンジカップ2018』で対戦している。1対1のドローに終わった前回のゲームを受け、森保一監督と選手たちは必勝態勢で臨んだ。
日本は5日前にアウェイでキルギス代表と公式戦を戦い、森保監督はその試合からメンバーを9人入れ替えてチームを編成した。日本のシステムは4-4-2で、GKには6月以来の出場となる川島永嗣(RCストラスブール/フランス)が入った。最終ラインには右から室屋成(FC東京)、植田直通(セルクル・ブルージュKSV/ベルギー)、畠中槙之輔(横浜F・マリノス)、佐々木翔(サンフレッチェ広島)の4人が並ぶ。直前の公式戦に先発したのは植田だけだが、室屋、畠中、佐々木の3人も控えには名を連ねていた。
中盤では柴崎岳(デポルティボ・ラ・コルーニャ/スペイン)と橋本拳人がダブルボランチを組み、2列目右サイドに原口元気(ハノーファー96/ドイツ)、同左サイドに中島翔哉(FCポルト/ポルトガル)が入る。キャプテンマークを巻く柴崎と原口は、5日前の公式戦に続くスタメンだ。
前線は鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)とMF登録の浅野拓磨(FKパルチザン・ベオグラード/セルビア)が、タテ関係にもなる立ち位置で2トップを組む。鈴木は3月のコロンビア戦以来2度目の先発で、浅野は森保監督指揮下で初めてのスタメンとなる。
ベネズエラは9日から13日にかけて選手が順次来日し、トレーニングを積んできた。日本国内でのホームゲームとはいえ、厳しい戦いになることが予想された。

相手の勢いを止められずに前半だけで4失点

キックオフの余韻が収まり、スタンドの熱が上がってきた8分、早くもスコアが動く。日本の右サイドからゴール前にクロスを入れられ、ベネズエラの得点源にヘディングシュートを喫したのだった。
ビハインドを背負った日本は、スピードのある鈴木と浅野をスペースへ走らせる。16分には浅野とのパス交換から中島が、低く鋭い右足シュートをGKに浴びせた。中島は21分にも際どいシュートを放ち、直後の左CKでは佐々木がファーサイドで相手のマークを振り切る。身体を投げ出したヘッドがゴールを襲うが、相手GKに阻まれた。
シュートまで持ち込む場面はあるものの、いつもよりミスも目立つ日本は、なかなかリズムに乗り切れない。30分、33分、38分と失点を重ね、前半だけで4点のリードを奪われてしまった。シュート数には5対8と大きな開きはなかったものの、チャンスの質の違いがスコアに反映された。

ビハインドを跳ねのけるために攻勢を仕掛ける

後半開始とともに、森保監督は選手をふたり入れ替える。左足を痛めた植田が退き、三浦弦太(ガンバ大阪)が4バックの右CBに入る。さらに鈴木が退き、古橋亨梧(ヴィッセル神戸)が国際Aマッチデビューを飾る。システムは浅野を1トップとする4-2-3-1に変更された。2列目の並びは右から古橋、中島、原口だ。
日本はすぐに相手ゴールへ迫る。橋本のタテパスを浅野がうまく収め、中島へつなぐ。背番号10が左足でゴールを狙った。48分には古橋がドリブルで持ち込み、右サイドバックの室屋がゴール前へ際どいクロスを入れる。三浦と畠中の両CBがライン設定を高くしてコンパクトさを保ち、GK川島もバックパスをしっかりとさばいてビルドアップに加わる。柴崎が長短のパスでリズムを作る。56分には古橋が、64分には浅野がシュートを放つ。ハーフタイムを挟んで、日本の攻撃が勢いを強めていく。65分、1トップが浅野から永井謙佑(FC東京)に代わる。同時に橋本と山口蛍(ヴィッセル神戸)の交代も行われ、攻撃のスピード感がさらに加速していく。
33399人の観衆が待ち望んでいた瞬間は、69分に訪れた。左サイドに開いた永井がゴール前へパスを送り、山口が思い切り良く右足を振り抜く。シュートブロックした相手DFに当たってコースの変わった一撃が、ゴールネットを揺らしたのだった。山口は16年10月以来の代表通算3得点目だ。
試合の流れは完全に日本が掌握している。79分、柴崎のスルーパスから室屋が右サイドを突き、ゴール前へクロスを送る。しかし、走り込んだ永井と原口には惜しくも合わない。
82分、原口が退いて井手口陽介(ガンバ大阪)が投入される。88分には左サイドの中島のクロスにゴール前で古橋が反応し、永井も連動するがシュートには持ち込めない。後半はベネズエラのシュートを2本に抑え、7本のシュートを記録した日本だったが、1点を返すにとどまった。
国内では3月以来となる敗戦を喫した試合後、森保監督「選手たちは前半の結果に心が折れて集中力が切れるかもしれないなかで、顔を上げて自分を奮い立たせ、チームで気持ちを奮い立たせて、得点を奪い、アグレッシブに最後まで粘り強くプレーするところを示してくれました」と振り返った。19年国内最後の一戦で勝利をつかめなかった悔しさは、チームがさらに成長する糧となっていくはずだ。

※事実関係の表記は現地で配られたパンフレット、JFA様のホームページに準じています。

試合データ

■11月19日 パナソニック スタジアム 吹田
日本代表 [1-4] ベネズエラ代表

日本代表選手集合写真
  • 日本代表選手集合写真

写真提供/©JFA 2019年11月19日キリンチャレンジカップ2019対ベネズエラ戦 先発メンバー

<代表監督> 森保 一

<出場選手>

■11月19日/パナソニック スタジアム 吹田
日本代表 (0) 1 <山口 蛍>
ベネズエラ代表 (4) 4 <S.ロンドン Y.ソテルド>
日本
GK 川島
DF 佐々木 室屋 植田(三浦) 畠中
MF 原口(井手口) 柴崎 橋本(山口) 中島 浅野(永井)
FW 鈴木(古橋)
ベネズエラ
GK ウイルケル・ファリニェス
DF ロベルト・ロサレス ミケル・ビジャヌエバ ジョルダン・オソリオ ロナルド・エルナンデス
MF ベルナルド・マンサノ(レンソ・サンブラノ) トマス・リンコン(Cap.) ジャンヘル・エレラ(フアン・パブロ・アニョル) ダルウィン・マチス(ロムロ・オテロ) ジェフェルソン・ソテルド(ジョン・ムリジョ)
FW サロモン・ロンドン(フェルナンド・アリステギエタ)

*月日/場所
 国名(前半得点)総得点<得点者>
*メンバー(交代メンバー)

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