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試合詳細レポート

2019

試合結果 KIRIN CHALLENGE CUP 2019 広島/エディオンスタジアム広島 2019年11月17日 U-22 日本代表 対 U-22 コロンビア代表 0:2

試合結果 KIRIN CHALLENGE CUP 2019 広島/エディオンスタジアム広島 2019年11月17日 U-22 日本代表 対 U-22 コロンビア代表 0:2

新ユニフォームを着用して国内初見参

来年の世界大会を視野に入れたチームは、2017年12月から活動を重ねてきた。しかし、これまで消化した35試合はすべて国外でのゲームだった。
11月17日に開催された『キリンチャレンジカップ2019』は、ファン・サポーターが待ち望んでいた国内初の試合である。U-22日本代表は、U-22コロンビア代表を迎え撃った。
日本代表とU-22日本代表の2チームを率いる森保一監督が、このチームの指揮を実際に執るのは18年夏の国際大会以来だ。会場となった広島県のエディオンスタジアム広島は、51歳の指揮官が現役時代の大半を過ごしたサンフレッチェ広島のホームスタジアムである。選手はもちろん森保監督にも、試合前から多くの声援が注がれた。
U-22日本代表は、このチームのベースとなる3-4-2-1の布陣を組んだ。GKは大迫敬介(サンフレッチェ広島)で、3バックは右から岩田智輝(大分トリニータ)、立田悠悟(清水エスパルス)、板倉滉(FCフローニンゲン/オランダ)が構成する。
ボランチは田中駿汰(大阪体育大学)と中山雄太(PECズヴォレ/オランダ)のコンビで、中山は主将の腕章を巻く。右サイドは菅原由勢(AZアルクマール/オランダ)、左サイドは菅大輝(北海道コンサドーレ札幌)が務め、2シャドーは右に堂安律(PSVアイントホーフェン/オランダ)、左に久保建英(RCDマジョルカ/スペイン)だ。堂安はこのチームで初めてのプレーとなり、久保は3月以来の出場である。
そして1トップには、上田綺世(鹿島アントラーズ)が起用された。発表されたばかりの新ユニフォームを着用し、選手たちはこの一戦に臨む。


時間の経過とともに相手ゴールへ迫る

このチームは10月にブラジルへ遠征し、U―22ブラジル代表に勝利している。しかも、前述したように国内初戦である。周囲の期待の高まりに加え、他でもない選手たちもモチベーションは高い。だからだろうか、序盤はやや動きに固さが感じられた。
そのなかで、最初にスタンドを沸かせたのは久保だった。7分、ドリブルでボールを運び、相手CBの反則を誘う。このプレーで得た直接FKは自らが左足で狙った。10分には敵陣でパスカットした堂安が持ち込み、相手CBのファウルにより直接FKを獲得する。背番号7は得意の左足を振り抜くが、シュートはバーを越えていく。
20分にはダブルボランチの中山が、ペナルティーエリア外から左足で狙う。徐々にチャンスを作り出していく一方で、日本陣内でのプレーも増える。25分、1本のタテパスからゴールに迫られるが、岩田が懸命に相手FWから自由を奪おうとする。40分、クリアが味方に当たり、ボールが日本ゴールに迫ってくる。GK大迫は右ポストにぶつかりながら、ギリギリでボールを弾き出した。
両チームともに決定的なシーンを作れないまま、前半は0対0で終了した。

ビハインドを跳ねのけるために攻勢を仕掛ける

後半開始とともに、森保監督が動く。攻撃の起点作りに奮闘してきた1トップの上田に代えて、小川航基(水戸ホーリーホック)が出場する。システムは3-4-2-1を維持する。
試合はすぐに動いた。日本ではなく、コロンビアが先制点を奪う。日本の右サイドからクロスを入れられ、ペナルティーエリア内の至近距離からシュートをねじ込まれてしまったのだ。GK大迫は必死に反応したが、ボールの勢いを止め切ることはできなかった。59分にも失点を喫し、ビハインドは2点に広がってしまう。
森保監督は62分に交代カードを切る。岩田に代えて三好康児(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー)を、菅に代えて原輝綺(サガン鳥栖)を送り込む。システムは4-2-3-1となり、最終ラインは右から菅原、立田、板倉、原の並びとなる。ダブルボランチは変わらず、2列目は右から三好、堂安、久保となる。
攻勢を強めたい日本は、久保や堂安が積極果敢にシュートを浴びせていく。三好も周囲との距離感を的確に保ち、ボールに関わっていく。81分には堂安のタテパスから小川が抜け出し、GKと1対1の局面からシュートを放つ。追撃弾になると思われたが、惜しくも左ポストに弾かれてしまった。
直後の83分、堂安が退いて食野亮太郎(ハート・オブ・ミドロシアンFC/スコットランド)がピッチに立つ。87分、田中がベンチへ下がり、前田大然(CSマリティモ/ポルトガル)が登場する。システムは4-1-4-1のようになり、89分に食野が、90+1分には菅原がシュートを浴びせる。前田も得意のスピードを生かして、スペースを突こうと動き回った。
しかし、ゴールネットを揺らすことはできない。ゴールが遠かった日本は、0対2でコロンビアに敗戦を喫したのだった。
試合後の森保監督は、「今日のような素晴らしい雰囲気を作っていただいたなか、来年の国際大会でも非常に難しくなる試合の入りのところで、もっとメンタルを強くしてアグレッシブに戦えるようにならなければいけないということを学ぶ場になった」と語った。
試合後の選手たちは、ホームで勝利を逃した悔しさを隠さなかった。「この敗戦を危機感に変えていく」との言葉も聞かれた。
次回の強化の機会は、12月28日の『キリンチャレンジカップ2019』だ。長崎県のトランスコスモススタジアム長崎に、U―22ジャマイカ代表を迎え撃つ。再び国内でファン・サポーターの声援を受けるその日まで、選手たちは所属クラブで研鑽を積んでいく。

※事実関係の表記は現地で配られたパンフレット、JFA様のホームページに準じています。

試合データ

■11月17日 エディオンスタジアム広島
U-22 日本代表 [0-2] U-22 コロンビア代表

日本代表選手集合写真
  • 日本代表選手集合写真

写真提供/©JFA 2019年11月17日キリンチャレンジカップ2019対U-22 コロンビア戦 先発メンバー

<代表監督> 森保 一

<出場選手>

■11月17日/エディオンスタジアム広島
日本代表 (0) 0
U-22 コロンビア代表 (0) 2 <L.サンドバル J.ラミレス>
日本
GK 大迫
DF 立田 板倉 岩田(三好)
MF 中山 菅(原) 堂安(食野) 田中(前田) 久保 菅原
FW 上田(小川)
U-22 コロンビア
GK エステバン・ルイス
DF アンドレス・ソラーノ(エディー・セグラ) カルロス・テラン・ディアス ブライアン・ベラ カルロス・クエスタ(アンドレス・レジェス)
MF エドゥアルド・アトゥエスタ ニコラス・ベネデッティ・ロア (Cap.)(ジョアン・カルボネロ) フアン・ラミレス(ルイス・ミランダ) ハイメ・アルバラド
FW リカルド・マルケス(メンデル・ガルシア・トーレス) ルイス・サンドバル(ケビン・アグデロ)

*月日/場所
 国名(前半得点)総得点<得点者>
*メンバー(交代メンバー)

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