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家庭料理の取材記
地のものを、大切に、おいしくいただくこと。

スペインの豊かな食材に触れたくて、バレンシア中央市場(MERCADO CENTRAL)に行きました。
1928年の創設で、その規模はヨーロッパ1と言われています。市場の大きさは、8160平方メートル。
場内には959軒のお店が並び、約1500人が働いています。丸い天井が、美しいガラスと陶器と鉄でできていて、一番高いところは30メートル。
その広さにも、活気にも圧倒されました。

自給率が100%を超えるという野菜、柑橘、果実類は、日本のものより色合いが濃くておいしそう。魚介類の市場もとても充実していました。
肉コーナーは、イベリコ豚がズラリ。スペインの生ハムの生産量は、世界一だそうです。
ほかにも、米、アーモンド、ハム、パン、チーズなど、ありとあらゆるものが売られていました。バレンシアは食の街なのだと、つくづく実感。
そして、自分たちの住む土地に根ざした食材を大切に、おいしくいただくことが、この街ではふつうのことなのだと思いました。

オレンジ畑の真ん中で出会った、「マセドニア」。

40年スペインに暮らしているという日本人女性、京子さんの別荘を訪ねました。そのオレンジ畑の真ん中にある別荘には、友人たちが集まっていて、とてもにぎやか。アンパロさんとカルメンさんが、特製のデザートをいろいろ作ってくれました。

最初に作ってくれたのは、「マセドニア」。
いろいろな果物を、一度においしく食べられる、スペインの代表的なデザートです。ここのレシピで使う材料は、洋ナシ1ケ、バナナ3ケ、リンゴ1ケ、青リンゴ1ケ、キウイ3ケ、黄桃1ケ、パイナップル(缶詰)、チェリー(缶詰)。これらの果物を小さく角切りにしてまぜ合わせ、
そこに香り高くすっきりさわやかな味わいのミステーラというデザートワインをかけ、缶詰のシロップも加えてなじませれば、できあがりです。
シンプルだけど、色どりが美しい。それに、果物を細かく切ってワインにひたすと風味が増し、果物からもおいしさがとろりとしみだして、ひとつひとつの果物の甘みが深まっているようでした。果物の組み合わせによっては、オレンジ果汁などもかけるそうです。
果物はワインでおいしくなる。私たちの発見でした。

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