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試合詳細レポート

2016

試合結果 KIRIN CHALLENGE CUP 2016 茨城/茨城県立カシマサッカースタジアム 2016年11月11日 日本代表 対 オマーン代表 4:0

試合結果 KIRIN CHALLENGE CUP 2016 茨城/茨城県立カシマサッカースタジアム 2016年11月11日 日本代表 対 オマーン代表 4:0

決戦へ向けてSAMURAI BLUEが躍動!

 12年9か月ぶりの舞台で重要なテストマッチに挑む

 2016年最後となる『キリンカップチャレンジカップ2016』が、11月11日に茨城県立カシマサッカースタジアムで開催された。同スタジアムでSAMURAI BLUE(日本代表)が戦うのは、実に12年9か月ぶりとなる。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が率いる日本は、4日後の15日にサウジアラビアとの公式戦を控えている。そのためにも、同じ中東勢のオマーンを迎えた今回の『キリンチャレンジカップ2016』は、きわめて重要な意味を持つ。
33709人の観衆が見つめる一戦は、19時23分にキックオフを迎えた。
日本のシステムは、このチームのベースとなる4-2-3-1だ。ゴールマウスに立つのは西川周作(浦和レッズ)で、DFラインは右から酒井宏樹(オリンピック・マルセイユ/フランス)、吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)、丸山祐市(FC東京)、酒井高徳(ハンブルガーSV/ドイツ)の4人で構成される。
ダブルボランチは永木亮太(鹿島アントラーズ)と山口蛍(セレッソ大阪)がコンビを組む。28歳の永木は、国際Aマッチデビュー戦となる。
 2列目は右から本田圭佑(ACミラン/イタリア)、清武弘嗣(セビージャ/スペイン)、齋藤学(横浜F・マリノス)が形成する。本田はキャプテンマークを巻く。斎藤は14年6月以来の国際Aマッチ出場で、ハリルホジッチ監督の指揮下では初出場だ。
1トップに指名された大迫勇也(1.FCケルン/ドイツ)も、国際Aマッチのピッチに立つのは久しぶりだ。15年6月のシンガポール戦以来である。
 守備を重視するオマーンに対して、日本は序盤から長短のパスを使い分けて主導権を握る。最初の決定機は17分だった。清武の右CKを酒井(宏)が頭で合わせる。バーをかすめるようなヘディングシュートに、観衆が沸き上がった。
 25分にも相手ゴールへ迫る。左サイドを突破した齋藤のクロスが 、本田の左足シュートにつながる。この一撃はDFにブロックされたものの、跳ね返りをさらに本田が狙う。
 ボール保持率を高める日本は、オマーンをゴール前へ釘付けにしていく。28分に大迫、30分に山口蛍のシュートが、相手GKを脅かす。
 そして、歓喜の瞬間が訪れる。32分、清武が左サイドから供給したクロスを、大迫がヘディングでゴールへ突き刺したのだ。
 39分にはリスタートから決定機を生み出す。右CKから丸山が放ったヘディングシュートが、惜しくも相手DFにクリアされた。
 それでも42分、日本は2点目を奪う。清武、山口、本田がテンポよくボールを動かし、清武から大迫へラストパスが通る。かつてプレーした鹿島アントラーズのホームスタジアムで、26歳のストライカーが2対0とするゴールを決めたのだった。

 交代選手を投入しながらオプションにもトライ

 後半も主導権を握るのは日本だ。GK西川が最後尾から指示を送り、最終ライン中央の吉田と丸山が守備に安定感をもたらす。両サイドバックの酒井(宏)と酒井(高)は、積極的な攻撃参加でタッチライン際の攻防で優位に立つ。ダブルボランチの永木と山口は、逆襲への備えを怠らず、攻撃にも絡んでいく。
 61分、ハリルホジッチ監督が動く。大迫に代えて岡崎慎司(レスター・シティー/イングランド)を、本田に代えて浅野拓磨(VfBシュツットガルト/ドイツ)を投入する。
 直後の63分、浅野がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得する。これを清武が右足で流し込み、日本はリードを3点に広げる(得点時間は64分)。
 68分には永木がベンチへ下がり、小林祐希(SCヘーレンフェーン/オランダ)がボランチに入る。小林は6月の『キリンカップサッカー2016』のボスニア・ヘルツェゴビナ戦以来の出場だ。
 選手が入れ替わっても、日本の勢いは衰えない。70分、右サイドから浅野がグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前へ詰めた岡崎が右足で合わせる。
 72分には清武に代わって出場したばかりの久保裕也(BSCヤングボーイズ/スイス)が、ペナルティエリア外から左足で強烈なシュートを浴びせた。
 個々の選手のコンディションや、チームとしてのコンビネーションを確認するために、ハリルホジッチ監督はさらに交代選手を送り込んでいく。74分には齋藤が退き、原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)が登場する。
 さらに78分、吉田と森重真人(FC東京)が交代する。森重は所属クラブが同じ丸山とのコンビで、最終ライン中央にそれまでと変わらない安定感をもたらした。
 ハリルホジッチ監督は交代選手を送り出しただけでなく、戦い方にも変化を加えた。岡崎と久保を2トップに配したり、2列目右サイドの浅野と久保のポジションを入れ替えたりと、今後を見据えたオプションにトライした。
 後半がアディショナルタイムに入った90プラス4分、カシマサッカースタジアムに4度目の歓喜が訪れる。原口が左サイド深くまで侵入し、ゴール前へラストパスを送る。走り込んだ小林がワントラップで態勢を整え、右足でゴールネットを揺らしたのだった。
 6人の選手を入れ替えながらの勝利に、ハリルホジッチ監督は「多くの情報を得た良いテストになりました」と語り、「しっかりしたプレーを見せくれたオマーンに感謝します」と相手チームを讃えた。
 所属クラブとは違う役割を与えられた選手がしっかりと機能したところに、チームとしての成熟が表れていただろう。2016年最後の『キリンチャレンジカップ』で、日本は自分たちの戦いをしっかりと確認することができたのである。

試合データ

■11月11日 茨城県立カシマサッカースタジアム
日本代表 [4-0] オマーン代表

日本代表選手集合写真
  • 日本代表選手集合写真

写真提供/©JFA 2016年11月11日キリンチャレンジカップ2016対オマーン代表 先発メンバー

<代表監督> ヴァイッド・ハリルホジッチ

<出場選手>

■11月11日/茨城県立カシマサッカースタジアム
 
日本代表 (2) 4 <大迫 勇也 大迫 勇也 清武 弘嗣 小林 祐希>
オマーン代表 (0) 0
日本    
GK 西川
DF 吉田(森重) 丸山 酒井 宏 酒井 高
MF 永木(小林) 清武(久保) 山口
FW 本田(浅野) 齋藤(原口) 大迫(岡崎)
オマーン    
GK ファイズ・アルルシェイディ
DF モハンメド・アルラワヒ  ナディル・バイト・マブルーク  モハンメド・アルバルシ  アブドゥル・サッラム・アルムハイニ  アリ・アルナハル(カシム・サイド) 
MF ラエド・サレハ  サウド・アルファルシ(マハムード・マルーク・ナシブ)  ヤシーン・アルシェヤディ  ハリブ・アルサーディ
FW サイド・アルラザイキ(サイド・アール・アブドゥルサラム)

*月日/場所
 国名(前半得点)総得点<得点者>
*メンバー(交代メンバー)

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