スペイン
スペインのワインについて
シェリーやカバが有名
スペイン伝統品種と近代技術の融合による現代的なワインも登場
シェリーやカバの産地として印象の強いスペイン。近代技術の導入により、伝統と新しい技術をミックスさせた、手頃でありながら品質に優れたワインを大量に生産しています。
ワイナリー一覧
ボデガス・ボルサオ BODEGAS BORSAO
『ボルサオは、例外なく、価格を超える高品質ワインである。』
ボデガス・ボルサオは、2001年、スペイン北東部カンポ・デ・ボルハの意欲的な生産者が結集して設立し、瞬く間に名だたるワイン評論家や専門誌などから称賛されるようになった気鋭のワイナリーです。そして、ガルナッチャのスペシャリストとして名高いホセ・ルイス・チュエカが先進の醸造技術を駆使して造る、日常ワインから高級ワインは、グッドバリューワインとして、高く評価されています。世界で最も影響力のあるワイン評論家の一人ロバート・パーカー氏から、『ボルサオは、例外なく、価格を超える高品質ワインである』※と、評価されました。
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※「ワイン・アドヴォケイト」誌 2011年6月#195
ボルサオ セレクション
ボルサオ クラシコ
ボデガス・フォンタナ BODEGAS FONTANA
地球の未来を見据えた持続可能なワイン造りを徹底、ブドウ本来の味わいを引き出すワイナリー
ボデガス・フォンタナは、マドリッドから南東へ150 kmほどの最北部に位置するカスティーリャ・ラ・マンチャ州のD.O.ウクレスに位置するワイナリーです。この土地は大陸性気候であることから、昼夜の温度差が20℃近くあるためスペイン南部の特徴である豊かな果実味と凝縮感と、北部のフレッシュな果実感とミネラル感に由来するエレガントさを兼ね備えたブドウが栽培されます。乾燥したこの地域の課題である水資源の使用を最小限にし、資源を有効活用しながら大量生産ではなく低収穫量で高品質なオーガニックワインを造り、スペインワイン本来の魅力を適正価格で伝えています。
メスタ テンプラニーリョ オーガニック
フィンカ・コンスタンシア FINCA CONSTAANCIA
自然と科学が融合したワイナリー
フィンカ・コンスタンシアはシェリーの名門ゴンザレス・ビアス社が2006年にオープンしたスペインのワイナリーです。土壌と気候に関してさまざまな研究が行われたこのワイナリーのコンセプトは、スペインのワイン造りにおいて「革新を起こす」という力強いものです。革新とは、「個々の持つ機能を融合させることでワイナリーとして完璧になること」を指しています。
アルトザーノ テンプラニーリョ&シラー
ボデガス・ボコパ BODEGAS BOCOPA
バレンシア地方で有機農法を進める大手ワイナリー
1950年創業のボデガス・ボコパ社は、バレンシア地方の地中海に面したアリカンテ地区にあるワイナリーです。この地は日照が良くやせた石灰質土壌であることから、1997年以来有機農法に積極的に取り組んでいます。有機栽培の畑は二つに分けられ、その一つには樹齢30年以上のモナストレルが栽培されています。同社は現在7つのワイナリーを持ち、ワイン生産量はD.O.アリカンテワイン全生産量の約65%を占めています。
ラウデュム オーガニック
ゴンザレス・ビアス GONZALEZ BYASS
スペインが誇るシェリーを育み、世界に広めたワイナリー
ゴンザレス・ビアス社は、世界的に有名なシェリー・メーカーです。その歴史は1835年にまで遡り、シェリーを世界的な銘酒へと育んだ立役者的な存在といえます。創始者のマヌエル氏は、彼のおじが好んだドライでクリーンなタイプのシェリーを『ティオ・ペペ』(ペペおじさん)と命名しました。そのティオ・ペペは当時甘口中心であったシェリーに新しい風を吹き込み、大人気となりました。また、同社は1980年代にスペインを代表するワインの産地であるリオハにも進出したのを機に、現在ではスティルワインの分野でも傑出したワイン造りを手がけています。
ティオ・ペペ