GILBEY’S Story ストーリー

What’s GILBEY’S? ~ギルビーが世界中で愛されているワケ~

1857年

アルフレッド(左)ウォルター・ギルビー(右)

1857年、ウォルターとアルフレッドのギルビー兄弟がロンドンのソーホーでW&Aギルビー社を設立。南アフリカからワインを輸入・販売をすることからビジネスが開始されました。

1867年

ウォルターとその仲間(左上)パンテオンオフィス(右下)

その後、ワイン以外のお酒の販売でアイルランドやスコットランドで成功を収めていき、1867年、オックスフォード通りの有名なパンテオンビルディングを手に入れます。この建物は1772年に英建築家ジェームズ・ワイアットが設計したもので、劇場、バザー、美術画廊などに使われてきました。W&Aギルビー社は建物を豪華なオフィスに改修し、地下にウイスキーのボトリングやワインセラー付の大型の倉庫を建設しました。

1872年

カムデンタウンの敷地

連続蒸留器の急速な進歩にともない、イギリスで純度の高い“ロンドンドライジン”が拡大していきました。それに合わせて、1872年W&Aギルビー社は、カムデンタウンにジンの蒸留所を建設し、ギルビー家秘伝のレシピでロンドン・ドライ・ジンを完成させました。12種類もの植物成分をふんだんに使用し、柑橘系の爽やかな味わいを誕生させたのです。

1875年

シャトー・ルーデン

1875年にW&Aギルビー社はフランスのメドック地方で自社ブドウ園となるシャトー・ルーデンを購入します。この農園はワインの生産のみならず、メドック地方で買い付けた商品をまとめる拠点にもなりました。
1876年には輸出部が誕生し、インドへのワイン出荷も開始されました。

1879年

1879年、アルフレッド・ギルビーが亡くなりますが、次世代の人材がすでに経営に係わる段階に入っていました。初代共同経営者らの息子達が事業を引き継いでいきます。

1887年

グレン・スペイ蒸留所

新たな世代と共に新たな機会も到来します。スコッチウィスキーの人気が高まり、W&Aギルビー社は1887年にグレン・スペイ蒸留所を、1895年にストラスミル蒸留所を、そして1904年にはノッカンドウ蒸留所を買収しました。

1895年

1895年から“ギルビージン”の販売をさらに強化し、「ギルビー家だけにしか伝えられていない秘伝レシピの“ロンドンドライジン”」として世界に向けて名を広げていきました。

1908年

その後、W&Aギルビー社の商品は1908年英仏博覧会におけるスペイロイヤルのグランプリ受賞を含め、数々の賞を受賞しました。会社は自社ブランドのジンを始めウイスキーやワインの販売で名を広めていきイギリスでリーディングカンパニーとなっていきます。

1956年

1933年にアメリカで禁酒法が廃止されてから約20年、ウォッカの人気が広まる中、1956年にはこだわった白樺活性炭の濾過製法でクリアな味わいのウォッカを生み出す事にも成功。そして、ギルビージン・ギルビーウォッカともに世界中で根強く愛されるスピリッツとしてその名を確立しました。

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