キリンビール創業の原点、「キリンラガービール」
キリンラガービール ラベルの歴史
1888年
1889年
1940年
1949年
1957年
1963年
1972年
1986年
1988年
1993年
2020年
1888 (明治21)年、日本でビールがまだ広くは飲まれていなかった時代に、 「キリンビール」(後の「キリンラガービール」)は誕生しました。 当時、西洋から輸入されていたビールのラベルに動物の絵柄が描かれていたことから、 東洋の想像上の動物で幸福・吉兆の象徴である「麒麟」を 採用したのではないかといわれています。
「キリンビール」を製造していたジャパン・ブルワリー・カンパニーは、 麦芽・ホップなどの原材料や機械設備にいたるまでを、ビールの本場ドイツから輸入し、 品質の良い、本格的なドイツ風のビールを醸造することにこだわりました。
1907(明治40) 年、「キリンビール」の商標は、その品質へのこだわりとともに、 麒麟麦酒株式会社に引き継がれました。 以後、「キリンビール」に描かれた聖歌「麒麟」は、 品質の証として、様々なビール商品にも使われるようになります。
1988(昭和63)年、「キリンビール」の商品名は「キリンラガービール」となりましたが、 ラベルのデザインは130年以上経った今もほとんど変わっていません。 時代を超えて生き続ける正統感のある佇まいと本格ビールのうまさ。 「キリンラガービール」は、キリンビールの品質本位への思いとともに、 現在に引き継がれています。