キリンビール創業の原点、「キリンラガービール」

キリンラガービール ラベルの歴史

1888 (明治21)年、日本でビールがまだ広くは飲まれていなかった時代に、 「キリンビール」(後の「キリンラガービール」)は誕生しました。 当時、西洋から輸入されていたビールのラベルに動物の絵柄が描かれていたことから、 東洋の想像上の動物で幸福・吉兆の象徴である「麒麟」を 採用したのではないかといわれています。

「キリンビール」を製造していたジャパン・ブルワリー・カンパニーは、 麦芽・ホップなどの原材料や機械設備にいたるまでを、ビールの本場ドイツから輸入し、 品質の良い、本格的なドイツ風のビールを醸造することにこだわりました。

1907(明治40) 年、「キリンビール」の商標は、その品質へのこだわりとともに、 麒麟麦酒株式会社に引き継がれました。 以後、「キリンビール」に描かれた聖歌「麒麟」は、 品質の証として、様々なビール商品にも使われるようになります。

1988(昭和63)年、「キリンビール」の商品名は「キリンラガービール」となりましたが、 ラベルのデザインは130年以上経った今もほとんど変わっていません。 時代を超えて生き続ける正統感のある佇まいと本格ビールのうまさ。 「キリンラガービール」は、キリンビールの品質本位への思いとともに、 現在に引き継がれています。

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