キリングループ温故知新 2023年11月編

キリングループは100年を超える歴史の中で、さまざまな環境変化を乗り越え、成長してきました。「キリングループ温故知新」では、これまで発売した商品の誕生や、取り組みについてご紹介します。

昔から今につながるものづくりへの想いと共に、これまで培ってきた知見、研究、技術を活かし、「よろこびがつなぐ世界」の実現に向けて、新たな商品やサービスを提供していきます。

2014年11月1日 品質保証部内に「信頼性保証室」を設置

2014年11月1日、キリン株式会社(当時)は品質保証部内に「信頼性保証室」を設置しました。
信頼性保証室が属する品質保証部は、1996年のビール事業に関わる本社組織の機能別再編の中で、キリングループ全体の品質保証に関する政策立案・監査・支援を行うために誕生しました。基本方針として掲げられたのは、「単に品質の保証をすればいいというのではなく、サービスを含めた広い意味で、消費者の求める商品を消費者の満足してもらえる状態で消費者に届ける」こと。トータルな品質保証が目標とされました。
信頼性保証室は、2015年4月に国の「機能性表示食品制度」の導入が予定されていることを背景に、品質保証部の中で「企業としての信頼性保証」を主管する組織として設置されました。

お酒関連コンテンツ

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2020年、日本記念日協会が11月11日を「キリン一番搾りの日」として認定

11月11日は、「キリン一番搾りの日」。発売から30周年を迎えた2020年に、一般社団法人日本記念日協会により認定されました。

日本の新たな定番ビールとなるべく生み出された「キリン一番搾り」は、一番搾り麦汁のみを使った贅沢なビールとして、1990年に誕生しました。「キリン一番搾り」をさらに多くの人に知ってもらい、実際に飲んで笑顔になってもらうために、キリンビール株式会社九州統括本部が中心となって制定。商品名に含まれる数字の「一」が、一年の中で最も多く並ぶ日として、11月11日が選ばれました。

2002年11月13日 キリンビールが「キリン 毬花一番搾り<生>」を数量限定で発売

2002年11月13日は、キリンビールから「キリン 毬花一番搾り<生>」が発売された日。

これは、「一番搾り」ブランドで初めての数量限定商品でした。摘みたてのホップ(毬花)をそのまま凍結し、細かく砕いた「凍結毬花ホップ」を原料に使用。
多量の水分を含むホップは、通常は収穫後乾燥させて保存性を高めますが、水分を含んだ生の状態で凍結させることで、ホップのみずみずしい旨さを閉じ込めることに成功しました。
翌年11月にも期間限定で発売された「キリン 毬花一番搾り<生>」のコンセプトは、2004年より発売される「とれたてホップ一番搾り(現:キリン一番搾り とれたてホップ生ビール)」へと引き継がれます。
「キリン一番搾り とれたてホップ生ビール」は、岩手県遠野市で、その年の夏に収穫したばかりのホップを使用した、今しか飲めない特別な一番搾り。
その背景には、キリンが1919年に日本産ホップの試験栽培に着手し、1963年より遠野市とホップ契約栽培を開始するなど、日本産ホップとの長きにわたる歴史があります。
毎年秋に発売される「キリン一番搾り とれたてホップ生ビール」は、良質なホップの産地を守り、地域活性化を目指すキリンの取り組みを象徴する商品です。

2004年11月29日 メルシャンが「甲州」に特有の香りを発見したことをリリース発表

2004年11月29日、メルシャンは日本固有のぶどう品種である「甲州」に特有の香りを発見したことを発表しました。

「甲州」から造られるワインは、それまでニュートラルで強い特徴がない中庸な香味のワインとされていました。古くから栽培されてきた「甲州」で、優れた特徴を持ったワインを産み出すべく研究を重ねたメルシャンは、フランスのボルドー大学との共同研究により「3-メルカプトヘキサノール」というグレープフルーツのような香りの素となる成分を発見しました。この成分が最大になる時期を適熟期として収穫し、香りが最大限発現するように醸造したワインは、「シャトー・メルシャン 甲州きいろ香」と名付けられ、2005年3月1日に発売されました。

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