
これからの時代にビールからの恩返しを。売り上げの一部で日本の風物詩を守る「晴れ風ACTION」
2024年、スタンダードビールの新ブランドとして誕生した『キリンビール 晴れ風』。このビールのこだわりは、おいしさだけではありません。その一つが、ビールを通じて日本の風物詩を守る仕組みづくりです。
ビールは昔から、春のお花見や夏の花火大会といった季節の風物詩と共に愛されてきました。しかし近年、自治体の資金難や少子高齢化などにより、風物詩の保全や継承に悩む地域が増えています。
そこで『晴れ風』では、「晴れ風ACTION」と題し、売り上げの一部を風物詩の保全・継承活動に役立てる(※)取り組みを進めています。
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※長期的な活動として、できることから少しずつ取り組んでいきます。
商品をきっかけに風物詩を応援する、新しい支援のカタチ

「晴れ風ACTION」には、主に二つの応援方法があります。
一つ目は、購入・注文での寄付。スーパーや飲食店などで『晴れ風』をご購入もしくはご注文いただくことで、自動的に寄付されます。
二つ目は、晴れ風コインでの寄付。「晴れ風ACTION」公式サイトにアクセスいただくと、1日1回無料で晴れ風コインが付与され、自分が選択した自治体に寄付できます。
お客さま自身で支援する自治体を選べたり、自治体に向けて応援メッセージを送れたりするのは、「晴れ風ACTION」ならでは。お客さまに楽しみながら保全活動に取り組んでいただきたいという想いから、能動的に参加できる寄付の仕組みを整えました。
その結果、多くの方に参加いただき、2024年の寄付総額は1億円以上に。2025年には、支援対象を94自治体から188自治体へと増やし、「日本の風物詩」を守る活動の輪をさらに広げています。
キリンを支えるホップの生産者にも、「ビールからの恩返し」を

『晴れ風』には、柑橘系の爽やかな香りが特長の日本産希少ホップ「IBUKI」を使用しています。これは、長年キリンを支えてきた「IBUKI」へ恩返しをしたいという気持ちを込めた選択でもありました。
1919年、第一次世界大戦によってドイツ産ホップの輸入が途絶えたのをきっかけに、キリンは100年以上にわたって、日本産ホップの生産に関わり続けてきました。しかし近年、ホップ生産者の数は減少傾向にあります。
そこで私たちは、『晴れ風』を通じて日本産ホップとその生産者を支援する取り組みを始めました。これまで通年商品では珍しかったホップ品種のアピールを『晴れ風』では積極的に行い、「IBUKI」やその生産者の方々に注目が集まることを期待しています。
また、「晴れ風ACTION」の目的の一つに、ビールを通じて人や地域のつながりを創出したいという想いがあります。寄付活動はもちろん、生産者の存在を知っていただくことも、目的の実現に向けた大切な支援になることを願っています。
恩返しのはじまりは、若手の挑戦から

ビールを楽しみながら、日本の風物詩や生産地に貢献する。このユニークな発想は、キリンの若手社員から生まれました。
『晴れ風』は、企画から開発、流通に至るまで、20代〜30代の若手社員が多く携わっています。「晴れ風ACTION」も「魅力的な商品が溢れる時代だからこそ、おいしさの先にある新しい価値を創造できないか」という、若手ならではの視点から始まりました。
お客さまにとって最も大切な「おいしさ」を追求しながら、同時にビールの新しい価値創造にも挑戦した『晴れ風』。キリンはこれからも、若手社員の想いから始まったこの恩返しの輪を、さらに広げていきます。
※内容・登場社員の所属は公開当時のものです
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