ホップの里からビールの里へ 遠野産ホップの魅力
キリンビール公式Instagramより(公開日2023年11月8日)
ビールの味や香りの決め手となることから「ビールの魂」と言われているホップ。
11月7日(火)に限定発売された「一番搾り とれたてホップ生ビール」には、収穫後24時間以内に凍結した生ホップが使用されています。
この生ホップのふるさとである、岩手県遠野市のホップ畑からホップの魅力についてお届けします。
収穫前8月上旬頃の「ホップ畑」の様子。収穫を控えた毬花(まりばな)がたわわに実り、空高くツルが伸びています。
毬花を縦に割ると、ビールの香りや苦味のもとになる「ルプリン」という黄色い粒が出てきます。
想像より広い畑で、ツルが高く伸びていることに驚きました。ホップは、爽やかなフルーティーな香りで感動しました。
キリン × 東北大学の大学キャリア教育に参加した学生
今年の8月にホップの収穫をお祝いする「ホップ収穫祭」が行われました。遠野ホップ農業協同組合からキリンビール仙台工場へ、とれたてのホップが贈呈されます。
遠野市から届いたホップは仕込が行われ、「一番搾り とれたてホップ生ビール」となって私たちの元に届けられます。
9月19日にキリンビール仙台工場で行われた仕込式では、工場長がビールが良い仕上がりになることを願いながらホップを仕込釜に投入しました。
遠野の町が目指すのは、「ホップ栽培を持続可能にすること」。ホップ栽培や地域の課題を知ってもらい、応援してくれる仲間を増やすことでこれからもおいしいビールを造り続けることができます。
ホップ農家の減少や乾燥施設の老朽化など、ホップ栽培における課題は山積み。課題を解決するために、仲間と協力しながらさまざまな施策を進めています。遠野のホップが世界から認められることを目指して、日本のホップ産業をさらに盛り上げていきたいです。