知ればもっと楽しい！ビールの世界～IPA （インディア・ペールエール）ってどんなビール？～

キリンビール公式Instagramより（公開日2023年9月29日）

ビールのプロが熱くレクチャー
知ればもっと楽しい！「#ビールの世界」vol.4

第4回は苦味も香りもフルMAX！
「IPA （インディア・ペールエール）」について深堀り！スプリングバレーブルワリーの中水和弘がレクチャーします。

「ペールエール」にホップを大量投入して
つくられたと言われる「IPA」は、苦味と香りが大変豊かなビールです。

ボディ感もありアルコール度数も高めなので、
しっかりとお酒を感じたい日の1杯目や、
締めのビールとしてもおすすめのビアスタイル。

香辛料が効いた刺激の強い中華料理や、
香りに特徴のあるジビエにもよく合います。

18世紀末、インドがイギリスの植民地だった頃に、インドでも本国のペールエールが飲めるよう、長い航海に耐えられるようにビールにホップを大量投入したのがはじまり。運搬中に濃縮されてアルコールは高め。ホップで苦味と香りはMAXに。

専用グラスで試してみて
形が特長的な「IPA専用グラス」。くびれ部分で対流が起きるので飲むたびに泡が立ち、香りと苦味が広がる。

泡の量で味わいに変化！
ビールらしさを楽しみたいときはしっかりと泡立てて、強い苦味を感じたければ「泡なしビール」で飲んでみて。

疲れているとき、気合を入れたい日には、アルコールも味わいもフルMAXで楽しめる「IPA」を用意して、刺激の強い料理との相乗効果を楽しみます。ガツンとボディ感もあるので、1杯目や締めのビールにも最適。そのままだと強く感じる人には氷で薄めて飲むことをおすすめすることもあります。

香りが強いもの同士を合わせると、相乗効果が得られます。花椒＋唐辛子の麻辣味がもっと刺激的に。

味わいにクセのあるジビエ。IPAと合わせることで個性的な要素が調和し、さっぱりと味わいやすくなります。

芳醇でコクがある黒ビールの一種。ローストしたモルトの、ココアに似たフレーバーとほのかな甘みが引き立ちます。

IPAの起源。IPAと比べてホップの量が少なく、アルコール度数も低め。豊かな香りは残したまま、よりライトな飲み口。

IPA／ALC.7％
ヤッホーブルーイング

ゴールデンIPA／ALC.5.5％
ブルックリン･ブルワリー

IPA／ALC.6％
常陸野ネストビール

ベルジャンIPA／ALC.6％
Far Yeast Brewing

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