COLUMN ワインを楽しむコツ
冬の定番料理! お鍋に合うワインの選び方
どんどん寒さが厳しくなってくるこの季節…、そろそろお鍋の恋しい季節になってきましたね。
寒ければ寒いほど美味しい、それがお鍋です!! 和風のお鍋はもちろん、洋風でもエスニックでも「お鍋」に合うワインの選び方のコツをご紹介します!
グツグツとじっくり煮込んだお鍋とワインであたたか冬マリアージュを楽しみましょう♪
これだけ覚えれば、もう簡単! 決め手はメイン食材とスープの色!
ポイント1 メイン食材の具で決めよう!
お鍋は、メイン食材+野菜という組み合わせがほとんど。赤身の牛肉やラム肉がメイン食材なら赤ワイン、白身の鶏肉やお魚なら白ワイン、豚肉やサーモンならロゼワインというようにメインとなる素材に合わせてワインを選びましょう!
ポイント2 ベースのスープで決まるワインの相性!
スープもポイント1と同様にスープの色から合うワインを見つけてみましょう!
例えば、
- 塩味・和風だし(ちゃんこ鍋)
→ 白ワイン - 白湯(もつ鍋)
→ 白ワイン(ふくよか)、ロゼワイン - エスニック(ココナッツ鍋、トムヤム鍋)
→ ロゼワイン - トマト鍋、キムチ鍋
→ ロゼワイン、赤ワイン(軽やか) - カレー鍋
→ 赤ワイン(スパイシー)
スープの色を見極めることを覚えておけば、迷わずにワインをセレクトできちゃいますね!
さらに、カレー鍋のように香辛料の味わいが特徴的なスープには、黒こしょうなどのスパイシーな風味がある赤ワインを、トマト鍋にはトマトの酸味に合わせて、渋みの穏やかな軽やかな赤ワインを選ぶなどスープの風味と似た要素のあるワインならさらに相性抜群です。
万能選手! スパークリングワイン
それでも何を選んでいいか迷ってしまったら、まずは、スパークリングワインをチョイス! スパークリングワインはシュワシュワとした弾ける泡が口の中をすっきりと洗い流してくれるので◎
薬味や調味料でワインの幅も広がる
お鍋に欠かせないお供として、薬味があります!薬味はお鍋に風味や味わいを加えてくれることだけでなく香りがプラスされるので、さらにワインとの相性も抜群になります。
例えば、ゆずやカボスなどの和柑橘を絞れば、酸味や爽やかな風味が加えられ白ワインとの相性がさらによくなります。
薬味も味方につけて、お好みのマリアージュを楽しんでみてくださいね。
- 和柑橘、ポン酢、白ネギ・みょうが、ゆず胡椒
× 白ワイン - 山椒、一味唐辛子、和からし
× ロゼワイン、赤ワイン
味付け次第でバリエーションに広がりがあるのが魅力の「お鍋」。
簡単に作れてワインとのマリアージュも楽しめるお鍋で体の中から温まり、冬のワインライフを満喫してください♪