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史学部

No.41

古代エジプトのビールはアルコール度が高かった

古代エジブトの壁画には、ビールを飲んだ人々の記録も残されている。古代エジプト人にとってビールはとても身近な飲み物で、家や居酒屋で飲むことができた。当時のビールは現在のものよりアルコール度数が高く、約10%であったと考えられる。

いまより強い酒だったビールにまつわる逸話も少なくない。ギリシャの著作家アテナイオスはこう書いている。

「エジプトのビールはアルコール度数が高く、ワイン同様に人々は踊りだしたり、歌いだしたりと気分を高揚させる」

古代エジプトでも酔っぱらいには手を焼いていたらしく、飲み過ぎを注意する文章が残されている。たとえばアニの教訓(エジプト考古学博物館蔵)には次のように記されている。

ビールを飲みすぎるな
良くない事を口にするぞ
自分で言っていることがわからなくなるのだ
転んでけがをしても
誰も手を貸してくれないだろう
飲み友達は
立ちあがってこう言う、「酔っぱらい!出ていけ!」と

宴会で飲みすぎた女性達の図
酔って運ばれる人の図

(クレジット)
参考文献:春山行夫
1990:『ビールの文化史1』、平凡社

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