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芸術学部

No.1

ビヤマグとは?ビールの器

 

ビヤマグとは、ビールを飲むために作られた、円筒形で把手のついた陶製、ガラス製、または金属製の器です。そのために口縁部や形状にも特徴があります。様々なビヤマグが作られていますが、1979~2009年の30年間にわたって活動してきた「キリン ビヤマグ コレクション」には、世界の名窯製のオリジナルビヤマグが集められました。

 一般にマグとは、円筒形で把手のついた陶製、ガラス製、または金属製の器のことをいいます。つまりビヤマグとは、ビールを飲むために作られた、円筒形で把手のついた陶製、ガラス製、または金属製の器のことを表しています。

マグ

 いわゆるビールジョッキとの違いは、ジョッキが飲むためだけでなく、ときに注ぐことも用途に入れた器であるのに対し、マグは飲むためだけの器であるという点があげられます。実際、ジョッキには、しばしば口縁部に注ぎ口が付けられていますが、マグにはそのようなものは見当たりません。また把手の形状にも違いがあります。ジョッキの把手の多くは、持ちあげるとボディの重心が、反対側の注ぎ口へと自然に傾くように〈つり把手型〉とする工夫がなされています。一方、口へと持っていくこと以外に目的を有しないマグは、(口へと持っていくことを目的としているマグは、)器を傾ける方向が把手の向きとは逆、つまり直角にヒネる動きとならざるをえないため、なにより強度と安定感が重要となります。以上のことから、ビヤマグこそが、ビールを飲むことだけに特化された、真正の「ビール飲み器」であるといえます。

ジャグ
タンカート

 1979年にスタートした「キリン ビヤマグ コレクション」。それは世界の名だたる窯元が、ビヤマグに新たな息吹を与え、ビール文化と工芸文化をさらなる高みへと誘おうとする試みでした。精密な工程を経て生み出される眩いばかりの意匠の数々。しかし前提にあるのは実用品としてのビヤマグです。そのため把手の形状は、握ったときのフィット感を重視し、対象径6.5~8cmと、持ちやすさを考慮したサイズで統一されています。デザインと品質が高次元で融合した「用の美」を具現化しているようです。「キリン ビヤマグ コレクション」は、工業デザインの洗練と、工芸美術の巧が結集した、ビール芸術の聖地といえるでしょう。

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