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環境活動・トピックス

2020年9月4日

ベトナムのコーヒー農園へのレインフォレスト・アライアンス認証取得支援のトレーニングを開始しています

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キリングループは、生産地の農家とともに持続可能性を高め、将来にわたり良質な原料を安定的に使用していくための取り組みとして、2013年よりスリランカの紅茶農園がレインフォレスト・アライアンス認証を取得する支援を継続しています。
2020年からは、スリランカでの取り組みで得た知見を生かして、認証取得支援活動の範囲をベトナムのコーヒー農園へ拡大させています。ベトナムのコーヒー農園は殆どが小農園で構成されています。環境に配慮した農業を実現するとともに、気候変動などの影響を避け、これら小農園が適切な利益を得ることも目指しています。

ベトナムはコロナウイルスの感染者数を少なく抑えることができている国の一つですが、そのために厳格な外出禁止が求められて移動が制限されたことから、認証取得支援活動は大きな影響を受けました。
そこで、5月末に外出禁止令が解除されるまでの間、レインフォレスト・アライアンスの現地スタッフは、ネットを通じて対象となる小農園からアンケートを取り、詳細な情報を集めて解析することから活動を開始しました。その結果、小農家の収益には大きな差があることが判明しました。収益の高い農家は、良質なコーヒー栽培に必要とされている日陰栽培を熱心に行っていました。日陰栽培は、シェードツリーと呼ばれる低木をコーヒー農園の中に植えることで、強い日差しの影響や豪雨による肥沃な土壌の流出を避ける農法のことで、農園内の生物多様性にも寄与します。それだけではなく、シェードツリーとして果樹を植えることで、コーヒー以外の副収入も得ることができるのです。
収入の少ない小農園では、このような日陰栽培が適切に行われていないだけではなく、農業の知識が乏しく、コーヒー栽培そのものの技術レベルが非常に低いことが分かりました。

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6月に入ると、ベトナムのコロナウイルス感染状況が改善して外出禁止令が解除されたことを受けて、小農園を指導していくトレーナーたちの研修計画が策定され、7月に3日間かけて集合研修として実施されました。数百ある個々の農家を直接現地スタッフがトレーニングすることは困難なので、小農園をいくつかのグループに分け、各グループの小農園を指導するトレーナーを現地スタッフが育成する形で進めていきます。今回は、これら各グループのトレーナーたちが集まって研修を受けました。
3日間のトレーニングでは、土づくりなどの基本的な農業技術の指導に加えて、剪定や施肥の方法、病害虫やコーヒーの病気の管理方法などについて、講義と農園での実習を組み合わせて行われました。
今後は、各グループのリーダーが、研修で学んだことを小農園に伝え、具体的な活動に落としていくことになります。

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レインフォレスト・アライアンスの現地スタッフは、引き続き研修マニュアルの整備と配布、各小農園への直接指導の準備などを行っていく予定です。

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