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環境活動・トピックス

2015年1月21日

認証取得に取り組むスリランカの紅茶農園を訪問してきました

スリランカを訪問

キリンは、紅茶農園が自然や人権に配慮しながら継続的に紅茶葉を生産できるように、2013年から「キリンフレンドシッププロジェクト」の一環として、スリランカの紅茶農園が持続可能な農園認証制度であるレインフォレスト・アライアンス認証を取得する支援を行っています。

「レインフォレスト・アライアンス認証」とは、国際的な非営利団体「レインフォレスト・アライアンス」が管理している認証制度であり、「環境保全(熱帯雨林や野生動物、水資源の保護)」「社会的公正(従業員の労働環境の工場、その家族の生活環境向上)」「経済的競争力(生産性の向上、コスト削減)」の全てにおいて基準を満たした農園に与えられます。

2013年12月に次いで、2014年11月に、支援先の農園の中から4箇所を選び訪問してきました。雨季の集中豪雨に対応した土壌流出対策や排水、廃棄物管理など、各農園が工夫しながら取り組みを進めていました。また、農園の子どもたちへの教育も確認することができました。
認証取得済みの紅茶農園にはキリンが支援したことを示す記念の盾を進呈してきました。

今回で2度目となるスリランカ訪問を終え、改めてレインフォレスト・アライアンス認証を取得することが、生態系の保全とともに、農園経営の向上に寄与することを実感しました。

(1) マシュケリア・プランテーションのストラスフィ農園

1まずは、コロンボ市内から車で5時間ほど掛るディンブラのマシュケリア・プランテーションのストラスフィという農園です。

2ここはキリンの支援でレインフォレスト・アライアンス認証のトレーニングを行っていますが、普通は6か月程度掛るところを、たった3か月で監査を受ける手前まで来ている優秀な農園でした。

3特に重視して対応しているのが土壌流出の対策です。温暖化の影響とも言われていますが、近年、スリランカでも雨季の集中豪雨が激しくなるなどして、紅茶農園の肥沃な土壌が流されてしまうことが大きな問題となっていました。
「土壌の管理と保全」は、レインフォレスト・アライアンス認証の10の原則の中でも独立した原則となっているほど、持続可能な農業では重視されている課題です。レインフォレスト・アライアンスのトレーナーと農園のリーダーたちは、この課題に対して大きな設備投資を行わずに済む方策を考えだしていました。

4例えば、根が深く、農地の法面に這うように広がる草を植えることで、雨の時に土手が崩れたり、土が流出するのを防いでいました。

5また、水路の中にも低木を植え、ここに溜まった土壌を上部の農地に戻す取り組みをしていました。

6この農園では、農園に住む子供たちへの教育にも熱心に取り組んでいました。右に写っているのが子供たちの教育係の女性です。彼女は英語、シンハラ語、タミール語の現地の3つの言葉すべてを話せる特技をいかし、子供たちやその母親たちに、レインフォレスト・アライアンスの10原則を教えていました。

7上は、子供たちがその教育の一環として描いた絵です。野生動物を捕獲してはいけないことを示しています。

8上の絵は、水を汚してはいけないことを示した絵です。子供たちは、このような絵を描くことで、自然を大切にする意味を理解していきます。

(2) ボガワンタラワ・プランテーションのロイノルン農園とボガワナ農園

1ボガワンタラワ・プランテーションのロイノルン農園では、子供たちが屈託のない笑顔を見せてくれました。

2運動場で遊んでいた子供たちも、私たちに気づくと手を振ってくれました。

3ボガワンタラワ・プランテーションのボガワナ農園では、廃棄物の分別が行われていました。

4また、排水についてもろ過されていることが確認されました。

(3) ボガワンタラワ・プランテーションのニューピーコック農園

1最後に訪れたのがキャンディーにあるボガワンタラワ・プランテーションのニューピーコック農園です。最近キリンの支援でレインフォレスト・アライアンス認証を取得した農園です。農園内にはレインフォレスト・アライアンスの10の原則を示す看板が立っていました。

2ここでは、キリンの支援でレインフォレスト・アライアンス認証を取得したことを示す楯の進呈式を行いました。写真に写っているのは、現地のトレーナーのギリさんです。

3そしてキリン側からニューピーコック農園のマネージャーであるセナラセさんに楯の進呈が行われました。

4今後、キリンの支援でレインフォレスト・アライアンス認証を取得した農園すべてに楯を進呈する予定です。

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