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キリンの環境ビジョンキリンの環境ビジョンキリンの環境ビジョン

子どもたちの世代に美しい地球を残し、
おいしい飲み物を、ずっとお届けしていくために、
地球のめぐみを次の世代につなぐ。

キリングループの飲みものは、自然のめぐみからつくられています。キリングループの飲みものは、自然のめぐみからつくられています。

「子どもたちの世代に美しい地球を残したい」

それは多くの人々の想いであるとともに、キリングループの想いでもあります。なぜなら、キリングループの飲みものは農産物を使用して容器に詰めてお客様にお届けしていますが、その過程で発生するCO2による地球温暖化が原料である農産物と水に影響を与える、まさに自然のめぐみに支えられた事業だからです。そのことを見つめ直し、キリングループが取り組まなければならないと考えて定めた方向性が「キリングループ長期環境ビジョン」です。

2050年に向けた世界的課題2050年に向けた世界的課題

地球はたくさんのめぐみを私たちに与えてくれますが、その能力にも限りはあります。すでに私たちは地球が与えることのできる能力の1.5倍もの資源を使っているといわれており、次の世代の子どもたちのために用意されたものまでを使ってしまっていることになります。この美しい地球を子どもたちに残すためには、地球が与えてくれるめぐみを持続可能な形で使っていく必要があるのです。

豊かな地球のめぐみを将来に引き継いでいくためには、長期的なビジョンを持ち、社会とともに課題解決に取り組むことが必要です。

OECD(2012)Environmental Outlook to 2050、UNEP(2011)Decoupling natural resource use and environmental impacts from economic growth

キリングループ長期環境ビジョン 2050年目標キリングループ長期環境ビジョン 2050年目標

キリングループは、子どもたちの世代に美しい地球を残し、お客様に飲みものをお届けし続けるために、重要な原材料である「自然に育まれた原料」「豊かな水」「やさしいパッケージ」を持続可能な形で利用し、「地球温暖化」に対応するために事業を通じて排出されるCO2排出量を2050年には半減することを目指して取り組みを始めました。こうすることで、2050年には私たちの事業に係わる環境負荷を、地球が賄うことのできる能力とバランスさせていきます。

豊かな地球のめぐみを将来にわたって享受し引き継ぎたいという想いを、
バリューチェーンに係わるすべての人々と共につないでいきます。

水資源 2050年までに、それぞれの地域で享受できる水資源を永続的に使用できるようにします。水資源 2050年までに、それぞれの地域で享受できる水資源を永続的に使用できるようにします。
生物資源 2050年までに、容器包装を持続可能な形で使用できるようにします。生物資源 2050年までに、容器包装を持続可能な形で使用できるようにします。
容器包装 2050年までに、生物資源を持続可能な形で使用できるようにします。容器包装 2050年までに、生物資源を持続可能な形で使用できるようにします。
地球温暖化 2050年までに、事業のバリューチェーンのCO2排出量を1990年比で半減します。地球温暖化 2050年までに、事業のバリューチェーンのCO2排出量を1990年比で半減します。
目指すべき方向性:資源循環100%社会の実現
キリングループのバリューチェーンから発生する環境負荷を低減させながら、地球が賄うことができる能力とのバランスが取れるように資源を循環させていきます。
取り組みの姿勢
NGOや企業コンソーシアムとも連携し、広くステークホルダーとコミュニケーションを取りながら、役割をShareして活動を展開します。

CSVコミットメント 2020~2030年目標CSVコミットメント 2020~2030年目標

キリングループでは、2017年にグループを取り巻く社会課題から「酒類メーカーとしての責任」を前提に、「健康」「地域社会・コミュニティ」「環境」を重点課題として選定しました。さらに、SDGsを参照して重点課題のターゲットとゴールを設定した上で、これらの社会課題に対して、KV2027の長期非財務目標であり、社会と価値を共創し持続的に成長するための指針として「CSVパーパス」を策定し発表しました。

また、「CSVパーパス」の実現に向けた各事業の中長期アクションプランである19の「CSVコミットメント」を、キリングループ2019年-2021年中期経営計画の非財務目標として設定し、その達成を目指します。

水資源

生産活動における水使用量を削減するとともに、水源地の保全活動を継続的に行います。

  • 用水使用量削減率(協和キリングループ全体(グローバル)):2030年に2015年比30%削減

容器包装

容器包装の軽量化を継続するとともに、材料の非再生資源依存を低減し、持続性を高めます。

  • ペットボトル用樹脂のリサイクル樹脂使用率(キリンビバレッジ、キリンビール、メルシャン):2027年に50%

生物資源

原料生産地と事業地域における自然環境を守り、生態系を保全します。

  • 事務用紙へのFSC認証紙または古紙の使用(キリンホールディングス、キリンビール、キリンビバレッジ、メルシャン):2020年に100%

地球温暖化

再生可能エネルギーの導入をはじめとしたさらなる温室効果ガス(GHG)排出量削減の取り組みを進めます。

  • 工場購入電力の再生エネルギー比率(キリンビール):2030年に50%
  • グループ全体のGHGガス削減率(Scope1+Scope2)(グループ全体):2030年に2015年比で30%
  • グループ全体のGHGガス削減率(Scope3)(グループ全体):2030年に2015年比で30%

持続可能な生物資源の取り組みは、下記の「地域社会への貢献」のCSVコミットメントにも関連しています。

地域社会・コミュニティ

2.2.a
日本産ホップの品質向上と安定調達に取り組み、日本産ホップならではの特徴あるビールづくりを行うとともに、生産地域の活性化に寄与します。
2.2.b
世界に認められる日本ワインの発展を牽引し、ワインづくりやブドウづくりを支える産地・地域農業の活性化に貢献します。
2.2.c
ミャンマーの醸造米について、持続可能性の高い調達環境を実現し、地域社会への責任を果たします。
2.2.d
レインフォレスト・アライアンス認証の取得支援をはじめ、スリランカの紅茶農園を長期的に支援し、認証茶葉の使用を拡大していきます。
2.2.e
サプライヤーとの持続可能なパートナーシップを発展させることで、双方の持続的な収益と、サプライチェーンを通じた価値創造を実現します。

SDGsとは

「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」は、2015年に達成期限を迎えた「ミレニアム開発目標(MDGs)」に代わる新たな国際目標として、2015年9月25日の「国連持続可能な開発サミット」で採択されたものです。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

キリングループでは、「CSVコミットメント」を策定するにあたって参考としています。

SDGsへの貢献
CSVコミットメント

キリングループの「酒類メーカーとしての責任」「健康」「地域社会への貢献」「環境」のすべてのCSVコミットメントは、すべてSDGsの目標と紐付けられて「目標・ターゲット」「コミットメント」「成果指標」などが定められています。詳しくはこちら

4つの領域

大切な原料である「生物資源」と「水資源」、お客様に製品をお届けするのに必要な「容器包装」、
これらに影響を与える「地球温暖化」の4つの重点テーマで取り組みを進めています。

自然に育まれた原料
到達目標
2050年までに、生物資源を持続可能な形で
使用できるようにします。

紅茶葉生産地スリランカでは、持続可能な農園認証制度レインフォレスト・アライアンス認証を農園が取得することを支援しています。国内有数のホップ生産量を誇る岩手県遠野市ではホップ畑の生きもの調査を行っています。また、長野県上田市の休耕地を活用した自社管理ブドウ畑でも生態系調査を行い、それぞれ人が適切に手を入れることで保たれる畑の里地里山の価値を明らかにし、さらに生態系を豊かにする取り組みを開始しています。紙やパーム油の持続性向上にも取り組んでいます。

豊かな水
到達目標
2050年までに、それぞれの地域で享受できる
水資源を永続的に使用できるようにします。

国内では、水のめぐみを守るために業界に先駆けて工場水源地での森林保全活動を開始して以来、従業員や地域の方々と共に取り組みを進めています。また、節水においても、水の循環利用を進めるなど、最先端の取り組みを進めています。一方で、水資源は国や地域によって大きな偏在性があることから、グローバルレベルで水のリスク調査を行い、その結果を踏まえた対応を行うようにしています。特に水リスクの高いオーストラリアでは世界最先端の節水技術を導入しています。

やさしいパッケージ
到達目標
2050年までに、容器包装を持続可能な形で
使用できるようにします。

容器包装では、業界でも珍しく社内にパッケージング技術研究所を持っている強みを生かし、使いやすさにこだわりつつ、国産最軽量を目指して取り組みを進めています。具体的には、ビールのリターナブルびん全てのサイズで国産最軽量を達成し、水用の2Lペットボトルも国産最軽量です。また、包装用の段ボールでも、コーナーカットカートン、スマートカットカートンなどの斬新な軽量化を行っています。さらに、2027年までにペットボトルのリサイクル樹脂比率を50%に高めることを目指したり、2020年末までにすべての紙製容器包装でFSC認証紙の100%採用を目指すなど、容器包装の原料そのものの持続性にも挑戦しています。

FSC®C137754

地球温暖化
到達目標
2050年までに、事業のバリューチェーンの
CO2排出量を1990年比で半減します。

2050年に事業のバリューチェーン全体のCO2排出量を1990年比で50%削減し、さらに2030年には2015年比で30%削減するという高い目標を掲げて取り組んでいます。日本総合飲料事業の製造では、既に1990年比で約70%のCO2排出量が削減できています。ワインを輸入する際に大きなバッグで運んで国内でボトルに詰めるようにしたり、競合他社との共同配送を積極的に行うなど、仕組みそのものを変えてCO2排出量を削減しています。また、排水処理設備で得られるバイオガスや水力発電由来の電気の利用など、再生可能エネルギーの活用にも取り組んでいます。

パートナーシップ

次の世代に美しい地球を残すために、様々なパートナーと共に取り組みを進めています。

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