
キリングループ環境ビジョン2050
お客様をはじめ広くステークホルダーと協働し、自然と人にポジティブな影響を創出することで、こころ豊かな社会と地球を次世代につなげます











CSVコミットメント 2020~2030年目標キリングループでは、2017年にグループを取り巻く社会課題から「酒類メーカーとしての責任」を前提に、「健康」「地域社会・コミュニティ」「環境」を重点課題として選定しました。さらに、SDGsを参照して重点課題のターゲットとゴールを設定した上で、これらの社会課題に対して、KV2027の長期非財務目標であり、社会と価値を共創し持続的に成長するための指針として「CSVパーパス」を策定し発表しました。
また、「CSVパーパス」の実現に向けた各事業の中長期アクションプランである19の「CSVコミットメント」を、キリングループ2019年-2021年中期経営計画の非財務目標として設定し、その達成を目指します。


生産活動における水使用量を削減するとともに、水源地の保全活動を継続的に行います。
容器包装の軽量化を継続するとともに、材料の非再生資源依存を低減し、持続性を高めます。
原料生産地と事業地域における自然環境を守り、生態系を保全します。
再生可能エネルギーの導入をはじめとしたさらなる温室効果ガス(GHG)排出量削減の取り組みを進めます。
持続可能な生物資源の取り組みは、下記の「地域社会への貢献」のCSVコミットメントにも関連しています。
「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」は、2015年に達成期限を迎えた「ミレニアム開発目標(MDGs)」に代わる新たな国際目標として、2015年9月25日の「国連持続可能な開発サミット」で採択されたものです。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
キリングループでは、「CSVコミットメント」を策定するにあたって参考としています。


キリングループの「酒類メーカーとしての責任」「健康」「地域社会への貢献」「環境」のすべてのCSVコミットメントは、すべてSDGsの目標と紐付けられて「目標・ターゲット」「コミットメント」「成果指標」などが定められています。詳しくはこちら。


大切な原料である「生物資源」と「水資源」、お客様に製品をお届けするのに必要な「容器包装」、
これらに影響を与える「気候変動」の4つの重点テーマで取り組みを進めています。

紅茶葉生産地スリランカでは、持続可能な農園認証制度レインフォレスト・アライアンス認証を農園が取得することを支援しています。国内有数のホップ生産量を誇る岩手県遠野市ではホップ畑の生きもの調査を行っています。また、長野県上田市の休耕地を活用した自社管理ブドウ畑でも生態系調査を行い、それぞれ人が適切に手を入れることで保たれる畑の里地里山の価値を明らかにし、さらに生態系を豊かにする取り組みを開始しています。紙やパーム油の持続性向上にも取り組んでいます。




国内では、水のめぐみを守るために業界に先駆けて工場水源地での森林保全活動を開始して以来、従業員や地域の方々と共に取り組みを進めています。また、節水においても、水の循環利用を進めるなど、最先端の取り組みを進めています。一方で、水資源は国や地域によって大きな偏在性があることから、グローバルレベルで水のリスク調査を行い、その結果を踏まえた対応を行うようにしています。また農産物生産地の水源保全活動も開始しています。




容器包装では、業界でも珍しく社内にパッケージング技術研究所を持っている強みを生かし、使いやすさにこだわりつつ、国産最軽量を目指して取り組みを進めています。具体的には、ビールのリターナブルびん全てのサイズで国産最軽量を達成し、水用の2Lペットボトルも国産最軽量です。また、包装用の段ボールでも、コーナーカットカートン、スマートカットカートンなどの斬新な軽量化を行っています。さらに、2027年までにペットボトルのリサイクル樹脂比率を50%に高めることを目指したり、2020年末までにすべての紙製容器包装でFSC®認証紙の100%採用を目指すなど、容器包装の原料そのものの持続性にも挑戦しています。
FSC®C137754





2050年までに、バリューチェーン全体の温室効果ガス排出量ネットゼロを目指します。また、2030年には2015年比で30%削減します。オセアニアのライオンでは、オーストラリア最初の大規模カーボンニュートラルを達成し、さらに全電力を再生エネルギーにしようとしています。「気候関連財務ディスクロージャータスクフォース(TCFD)最終提言」を受けたリスクと機会の開示にも積極的に取り組んでいます。




次の世代に美しい地球を残すために、様々なパートナーと共に取り組みを進めています。

紅茶葉生産地スリランカでは、持続可能な農園認証制度レインフォレスト・アライアンス認証の取得支援を行っています。資金提供だけではなく、担当者が毎年現地を訪問し、各農園やトレーニングの進捗状況を確認して現地と意見交換を行っています。2018年からは、大農園のトレーニングに加えて、その周辺の10000の小農園についても認証取得支援を開始しています。

日本産ホップの約70%を使用しているキリンは、契約栽培で50年以上の関係がある岩手県遠野市と協働で、遠野のホップの認知度向上の取り組みを行ってきました。さらに、遠野市ホップ畑の生物多様性調査で、ホップ畑が里地里山へ寄与していることを明らかにすることで、国産ホップの価値化、生産の維持、および遠野の活性化に寄与していきます。

キリングループの環境への取り組みを動画とスライドでご覧いただけます。