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ビールの歴史

エンマーコムギ栽培日誌(3) 
畑での栽培・2回目

1回目で収穫した62キロのエンマーコムギを種に、2回目の栽培を開始。翌年にはビール作りに必要なだけのエンマーコムギを収穫できるはず。

2003年11 月 2回目の播種

今回が最後の播種となる、栽培面積も広がったため、近隣の農家の方の手を借りて、晴天の下一粒一粒丁寧に播種する。
収穫は来年の6月。

2004年2月 麦踏み

成長した稲を踏圧機で踏んでいく。
この麦踏みで、霜柱で根が浮き上がり枯れてしまうのを防ぐ。
柔らかい畑の土を踏みしめながら、ゆっくりと作業を進める。

2004年4月 出穂

麦の穂が出る間際に「止め葉」と呼ばれる葉が出る。
止め葉のすぐ下には膨らんだ茎が。すでに穂ができているのがわかる。
出穂が近づいている。

2004年5月 麦の花

花が咲く。茎の長さも120センチまで伸びる。
この時期がもっとも鳥に狙われやすい。畑のあちこちに、すずめについばまれて途中から折れた穂が見られた。

2004年6月 収穫

2度目にして最後の収穫。 収穫直前に台風が近づいたため雨が多く、発芽している穂もあった。
刈り取り後麦を干して乾燥。
収穫量は約1,000キロ。この麦でエジプトビールを再現する。