ビールの歴史
中世ヨーロッパには、
すでに料理書が存在した

王侯貴族の食卓再現の資料になったのが、中世に存在した料理書だった。
中世ヨーロッパには、いくつかの料理書が存在する。もっとも有名な『ル・ヴィアンディエ』(Le Viandier)は、仏王シャルル5世の料理長ギョーム・ティレル、別名タイユヴァン(1310/1315-1395年)の著作であると長らく考えられていたが、現在では1300年ごろに書かれていたことが明らかになっている。英王リチャード二世の料理長が書いた『料理の方法』(The forme of Cury,1390年頃)なども有名。当時の王侯貴族の食生活は、それらを参考にして復元することが可能。