ビールと器
十代 大樋長左衛門
しっとりとした飴釉の
深い色合いが最大の魅力

日本
十代
大樋長左衛門
“ 貼花文大樋釉麦酒杯 ”
1998
千利休ゆかりの茶陶として名高い楽焼の、正統な脇窯とされているのが金沢の大樋焼です。その特徴は、艶をおびた飴色の陶肌。十代大樋長左衛門(1927-)は340余年にわたる大樋焼の伝統を守りながら、現代的な造形作家としても多彩な創作活動を行い、2011年には文化勲章を受章するなど高い評価を得ています。