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ビールと器

女帝マリア・テレジアが育んだ、
オーストリアの至宝
"アウガルテン Augarten"

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1718年、マイセンに次ぐヨーロッパで2番目の陶磁窯としてハプスブルク王朝下で産声を上げたウィーン磁器工房が、アウガルテンの前身です。女帝マリア・テレジアの時代には国営化され、女帝お抱えの窯として技を磨いていきました。熟練した職人が手作りする芸術性の高い作品には、当時の栄華を物語るデザインが残る他、アール・デコ期に“ウィーン工房”のヨーゼフ・ホフマンとコラボレートした斬新なデザインも揃い、世界の表舞台で数多く愛用されています。