[食領域]
~焼酎の新たな可能性を見出す、オレンジ系さつまいもを使用~
2015年5月12日
メルシャン株式会社
メルシャン株式会社(社長 横山清)は、ワイン部門の研究成果を活かし、オレンジ系さつまいも「ハマコマチ」を使用して開発した本格焼酎「浅黄(うすき)うさぎ」を、7月7日(火)より全国で新発売します。
2014年の本格焼酎の素材別構成比は、芋と麦の合計で全体の約9割を占めています。特に芋焼酎は、素材別で長く1位だった麦焼酎の販売ボリュームを2010年に初めて超え、その後も好調を維持して推移しています※1。
こうした芋焼酎好調の市況を受け、当社の本格焼酎製造蔵である八代不知火蔵では、焼酎の魅力を広げる新しい芋焼酎の開発を目指し、2012年に「八代不知火蔵芋焼酎プロジェクト」を始動しました。
“芋に触れ、芋を知る”という考えのもと、まず始めに八代工場敷地内に小規模畑を開園しました。ブドウ栽培で培った経験を元に、定期的に芋を掘り出し、その成長度合いや成分組成の確認を行いながら、当社の求める品質に合致した収穫時期の見極めと麹原料の組み合わせの工夫により、新たな香味特徴を持った商品を開発しました。
<工場敷地内の小規模畑>
当社は、今回の新商品発売によって、新たな需要を喚起し、焼酎市場や酒類市場全体のさらなる発展に貢献していきます。