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[食領域]

「キリンビール大学」レポート
「ビアガーデン」に関する調査について

~真夏日を待たずして、ビアガーデンを楽しむ人が増加~

  • その他

2014年5月30日

キリン株式会社

キリン株式会社(社長 磯崎功典)では、インターネット上の仮想大学「キリンビール大学」を運営しています。これは、ビールの楽しさ・奥深さをお客様にお伝えすべく2001年7月に開講したもので、美味しいビールの飲み方から、ビールに関する興味深いうんちくまで、様々な学部・施設があり、24時間365日通学できます。

今回は、全国の20歳以上の男女を対象に、「ビアガーデン」に関するインターネット調査を実施し、10,176名の有効回答をいただきました。

トピックス

  • 今年の夏、ビアガーデンに行くと答えた人は9割を超え(91.7%)、昨年に引き続き夏の風物詩として人気が高い。
  • ビアガーデンに行きたくなる気温は28℃が1位となり、真夏日に達しなくても、ビアガーデンに行く意欲があることがうかがえる。
  • 1人あたりの平均予算は3,753円と、昨年に比べ減少し2012年並みとなるも、2人に1人が2回以上行きたいと回答するなど、ビアガーデンへ行く意欲は例年と変わらず。
  • あったらいいなと思うサービスとして、「そこでしか飲めないビール」が高く、施策に趣向をこらしたサービスの提供を求める傾向が高いと思われる。

調査概要
(1)対象:全国20歳以上の男女 有効回答数10,176名
(2)調査方法:インターネット調査
(3)調査期間:2014年4月21日~4月27日
※ 四捨五入のため、合計値が必ずしも一致しない場合があります。
※ 2012年までは「キリン食生活文化研究所」にて集計。2013年より「キリンビール大学」にて集計。

調査結果
(1)「今年の夏、“ビアガーデン”に行きますか?」(単一回答)
・「必ず行くつもり」、「機会があれば行きたいと思う」、「誘われたら行くと思う」と答えた割合は、合わせて91.7%。昨年と同様、過去5年で最も高い数値となった。

  2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年
①必ず行くつもり 19.7 20.0 22.4 14.9 22.2 24.7
②機会があれば行きたいと思う 53.7 55.6 50.0 45.0 45.5 45.8
③誘われたら行くと思う 18.3 16.1 16.6 23.7 20.1 21.0
④たぶん行かないと思う 8.4 8.4 11.0 16.4 12.1 8.5
①-③合計 91.7 91.7 89.0 83.6 87.9 91.5

(2)「何回くらいビアガーデンに行くと思いますか?」(単一回答)
・行く回数は「2回」が26.0%と最も多く、次いで「1回」(19.3%)、「3回」(16.0%)の順。2人に1人が、2回以上行きたいと答えた。

  1回 2回 3回 4回 5回以上 わからない
2014年 19.3% 26.0% 16.0% 2.4% 5.0% 31.3%

(3)「ビアガーデンでの1人あたりの予算は?(料理を含む1回あたり総額)」(自由回答)
・前年より減少し、2012年並みの3000円代後半となった。

2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年
3,753円 4,558円 3,888円 3,474円 3,492円 3,534円

・年代別には30代(3,817円)が最も高く、20代(3,613円)が最も低い。

全体 20代 30代 40代 50代 60代
3,753円 3,613円 3,817円 3,788円 3,769円 3,709円

(4)「ビアガーデンに行きたくなるのはどんな時ですか?」(複数回答)
・「おいしい生ビールが飲みたい時」(51.1%)、「30℃を超える真夏日」(43.3%)、「開放感を味わいたいとき」(38.0%)がトップ3。
・年代別に見ると、若年層ほど「わいわいコミュニケーションをとりたいとき」や「おいしいものが食べたい時」が高い。

(5)「気温が何度以上になったらビアガーデンに行きたいと思いますか?」(単一回答)
・6割以上の人が、真夏日に達しなくても、ビアガーデンに行きたいと答えた。

(6)「ビアガーデンでは生ビールを何杯くらい飲みますか?」(自由回答)
・自由回答をまとめると、1位は「2~3杯」(61.6%)で、「4~5杯」(25.8%)、「1杯」(6.2%)と続く。

(7)「今年ビアガーデンで食べたいメニューは何ですか?」(複数回答)
・「枝豆」(70.6%)、「焼き鳥」(56.5%)、「から揚げ」(54.1%)がトップ3。

(8)「あったらいいなと思うビアガーデンのサービスは?」(複数回答)
・「そこでしか飲めないビール」(50.6%)、「全天候型」(48.7%)が二強。
・「レディースセットなど女性客に割引サービス」、「個別に仕切られたプライベートスペースがある」、「海外のビールが充実」などは若年層ほど高い。

(9)「夏の暑さを乗り切るために実施したいことは何ですか?」(複数回答)
・「ビールを飲む」(58.2%)と答えた人は、昨年(59.6%)より減少しているが、変わらず最も多い。

キリングループは、あたらしい飲料文化をお客様と共に創り、人と社会に、もっと元気と潤いをひろげていきます。

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