2011年4月15日
キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所が
「平成２３年度緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」を受賞
キリンビール株式会社（社長 松沢幸一）のグループ会社であるキリンディスティラリー株式会社（社長 小高正寛）の富士御殿場蒸溜所（静岡県御殿場市）は、「平成２３年度緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」の受賞が決定しました。
「平成２３年度緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」は、１９８４年から実施され、国の１府７省で構成する「緑化推進連絡会議（議長：農林水産大臣）」が主催し、緑化活動の推進について顕著な功績のあった個人、団体、学校、地方公共団体等を表彰するものです。
キリングループは、「水の恵みを守る活動」として、総合的な水資源保全活動を推進し、とりわけ当蒸溜所の水源でもある富士山麓は、東日本の広域森林保全活動拠点として２００６年から３０年間にわたる支援を約束しており、毎年森林保全活動を展開しています。
■「平成２３年度緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」受賞の評価ポイント
- ・１９７３年操業以来、「あらゆる活動、製品、サービスの面において、地球環境の保全に配慮した行動をとり、良き企業市民として社会に貢献する」ことを基本理念とし、環境目標を定め、生産工程から全従業員への教育・啓発活動に至るまで周知徹底を図っている。
- ・工場敷地全体約１６.９ｈａの内、緑地は約７.７ｈａあり、建設開始の１９７２年に地元自治体と締結した緑化協定を守り、概ね５０％という高い緑化率を保ち続ける。
- ・富士山を背景に自然林（クヌギ、モミ等）をできるだけ残し、敷地周辺部に同種の樹種や落葉樹を約２万２千本以上配置している。
■キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所の緑化への取り組み
- ・工場敷地内に「キリン自然の森」を整備し、地域開放、ＮＰＯと共に高校生へ環境教育を実施し、緑化を通じて地域に密着した活動を実施している。
- ・御殿場市が計画する「たかねの杜」の整備拠点として提供し、同事業への協力などを行っている。
- ・２００６年から、富士山水源涵養林のうち約４３ｈａの森林を借り受け、グループ会社や地域と共に森づくりや富士山麓の水の恵みを守る活動を毎年実施し、その活動と合わせ、参加した子供たちを対象とした「森の環境教室」を開催している。
当社では、今後も全工場で緑化推進に努めるとともに、「水の恵みを守る活動」をはじめとした環境保全活動に取り組みます。
キリングループは、「おいしさを笑顔に」のグループスローガンを掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。
記
■キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所 概要
| （1） 工場長 | 小高正寛 |
| （2） 所在地 | 静岡県御殿場市柴怒田９７０番地 |
| （3） 操業開始 | １９７３年１１月 |
| （4） 従業員数 | ２５４名（２０１０年１０月１日現在） |
| （5） 敷地面積 | １６８,９０６㎡ うち緑化面積 ７７,４９３㎡（約４５．９％） |
| （6） 過去の受賞 | 緑化優良工場等通商産業大臣表彰（２００１年） |
以上