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商品ブランドの歴史 商品ブランドの歴史

キリン一番搾り生ビール

1990年 発売時のラベル

1990年 発売時のラベル

1996年「現代感・鮮度感・若々しさ」を表したラベル

1996年「現代感・鮮度感・若々しさ」を表したラベル

1998年「一番搾り」らしさを追求したラベル

1998年「一番搾り」らしさを追求したラベル

2004年 上質感と新しさを表したラベル

2004年 上質感と新しさを表したラベル

2009年 麦芽100%になった「一番搾り」のラベル

2009年 麦芽100%になった「一番搾り」のラベル

2017年さらに上品な麦のうまみをアップし、調和のとれた味わいへ

2017年さらに上品な麦のうまみをアップし、調和のとれた味わいへ

1990(平成2)年に発売された「キリン一番搾り生ビール」。

1980年代、経済の安定成長期にあった日本。物質的な生活水準がほぼ満たされ、消費の対象が趣味や嗜好に合わせて多様化した時代でした。そのようななか、キリンビールはお客様の多様化する嗜好にあわせ、1980年代後半からさまざまな新商品を開発しました。麦芽にこだわった商品、酵母にこだわった商品、発酵技術にこだわった商品・・・インパクトのある特色をもった商品がつぎつぎと発売されました。しかし、ほとんどの商品が当初の計画通りには売れませんでした。今まで通りの商品開発ではいけない、という危機感のなか、会社の命運をかけた大型定番商品を開発することとなったのです。

そこで商品開発チームが目指したのは、インパクトのある特色ありきのビールではなく、「キリンのイメージをしっかり持った最上の味の生ビール」でした。これを基本課題に、日本人の洗練された味覚に合うものは何か検討しました。その結果導き出されたのが、上品なコクがあり、のどごしが爽快で、後口がさっぱりしているビールだったのです。そして、数ある試作品のなかからこのコンセプトに合致したものとして選び出されたのが、一番搾りの麦汁だけでつくるビールでした。

通常ビールは、麦汁ろ過の工程で自然に流れ出る一番搾りの麦汁と、その後湯で洗い出す二番搾りの麦汁をブレンドしてつくられます。一番搾りの麦汁はタンニン成分が少なく、ビールに上品でさっぱりした味わいを与えます。しかし、一番搾り麦汁のみを使ったビールの商品化には大きな課題がありました。二番搾りの麦汁を使わないため、コストアップが避けられなかったのです。そのため社内では、通常のビールより価格の高いプレミアム商品にすべきだという意見がありました。しかし、価格が高いと、毎日飲んでいただける定番商品にはなり得ません。社内で議論を重ねた結果、最終的に当時の社長が下した決断は、「お客様に良いものを安く提供するのが当社の責務」との考えにもとづく、通常価格での発売でした。

こうして1990(平成2)年3月、会社の命運をかけたこの商品は、コンセプトをはっきりと伝えるために、「キリン一番搾り生ビール」というストレートなネーミングで発売されました。発売時のラベルは、本格的なビールとしての落着きと存在感を持ったデザインを採用し、オフホワイトをベースに高級感のある色調としました。「一番搾り」は市場に大きな話題を呼び、大ヒット商品となったのです。

1990年代半ばになり、「一番搾り」の発売当時は珍しかった白地を基調とするラベルの商品が増えました。そこで、1996(平成8)年、中味をリニューアルするとともに、従来の品質感は維持しながら「現代感・鮮度感・若々しさ」のあるラベルデザインに変更しました。また、1998(平成10)年には、「一番搾り」らしさを追求し、ラベルデザインを通じて「上質・ナチュラル・鮮度感」といったイメージをお客様に伝えられるようにしました。

一方でこのころ、1994(平成6)年に登場した発泡酒が売り上げを伸ばしていました。2000年代に入ると、「平日は発泡酒、週末にはビール」というように、お客様がビールなりの価値、発泡酒なりの価値を認識し、飲み分けるようになってきました。そこで2004(平成16)年、お客様が期待するビールならではの価値を鮮明にすることを目指し、「もっと上質で鮮度ある一番搾り」をコンセプトにリニューアルを行いました。それまでよりも多くの麦芽を使って仕込み、より低温でていねいに濾過することにより、渋味成分をおさえ、麦芽の上質なうまみを十分に引き出しました。ラベルには上下に金色の帯を施し、より上質感と新しさを感じられるデザインに変更しました。

そして2009(平成21)年、発売20年目を迎えるのを機に、「一番搾り」は米などの副原料の使用をやめ、麦芽100%のビールに生まれ変わりました。ラベルには「麦芽100%」の文字と、一番搾り麦汁をアイコン化した「しずくマーク」が入り、「正統感」「現代感」「ナチュラル感」をイメージしたデザインとなりました。翌2010(平成22)年には日本国内のビールブランドとしては初めて(※)ドイツで製造されました(※当社調べ)。

発売当初、日本人の味覚に合うビールとして開発された「一番搾り」ですが、その味は現在、世界各地で楽しまれています。

1990年 発売時のラベル

1990年 発売時のラベル

1996年「現代感・鮮度感・若々しさ」を表したラベル

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1998年「一番搾り」らしさを追求したラベル

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2004年 上質感と新しさを表したラベル

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2009年 麦芽100%になった「一番搾り」のラベル

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2017年さらに上品な麦のうまみをアップし、調和のとれた味わいへ

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